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秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2016.01.07
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カテゴリ:映画 Cinema
1/6からレンタル開始となった「アリスのままで」を視聴しました。若年性アルツハイマーを扱った映画です。患者を支える介護者の人生の選択の問題や、患者として出来ることなどが深く掘り下げられていて感動的な作品でした。主演のジュリアン・ムーアさんはこの作品で第87回アカデミー賞で主演女優賞を受賞しています。

また遺伝子検査で家族性アルツハイマーについてわかると知りびっくり。調べたらがんとか遺伝子検査でいろいろわかるようです。遺伝子検査をすればいろいろ自分の未来が予想できそうで興味がありますがちょっと怖い気もします。近未来のお見合いは、履歴と一緒に遺伝子検査のスコアも提出ということになるかもスマイル

日本のヤフー映画の評価が3.7/5に対して米国アマゾンの評価は4.4/5となっています。自分の評価では4.1/5の評価でお勧めの作品です。

YouTube:「アリスのままで」予告編:Still Alice Official Trailer #1 (2015) - Julianne Moore, Kate Bosworth Drama HD
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1年前に見た「明日の記憶」(2006年)では大手広告代理店のエリートビジネスマンが主役、「アリスのままで」では有名私大の女性教授が主人公です。どちらも社会的には中流以上だと思います。これら2つの映画で若年性認知症に対する世間の関心は高まったと思いますが、この病気は本人や家族に深刻な影響を与えます。今後このテーマに対して映画を制作するなら、中流未満のそれほど裕福でない層の方がこの病気にかかったときの患者や家族の受ける身体的、精神的、経済的な苦しみをうまく描ければ、世間の関心も更に増して、社会制度の充実や新薬開発の促進につながるのではないかと思いました。

【「空白」を生きる 若年性認知症】<1>高齢者施設になじめず
1ヶ月に1回親がショートスティを利用するので覗きに行きますが、2,3年前、たまに40歳くらいの若い男性の入所者が所在なげに、車椅子で食堂に座っているのを見ました。何の病気の方かはわかりませんが、患者の絶対数が少ないせいか、若年性認知症用のショートスティサービス施設の存在は聞いたこと無いので、高齢者施設を利用せざるを得なかったのかも知れません。若年性認知症の患者さん向けのショートステイ、ディサービス、特別養護老人ホームみたいな施設があれば、ほぼ同世代の患者さんや家族同士の情報共有、友達作りや教育ができてよいのではないかと思いました。

【「空白」を生きる 若年性認知症】<2>介護と育児と…家族疲弊
病気が働き盛りの世代を襲うため、介護者は家計を支えながら介護を行なわざるを得ない状況に追い込まれます。1人の人間が一日にできることには限りがあります。介護者向けのアドバイザー・カウンセラーを設けたり教育プログラムの実施等の支援制度が必要と思います。

【「空白」を生きる 若年性認知症】<3>収入減に介護費ずしり
メジャーな病気でないせいか、働き盛りがこの病気にかかった場合、経済的に大きな打撃があるのに対して、十分な社会保障が無かったり現行の生命保険ではうまく機能しないようです。サラリーマンなら休職期間中は傷病給付金がありますが、自営業者にはありません。明日の記憶では専業主婦だった樋口可南子さんが、ご主人が病気になって働きに出てその後店長になって家計を支える姿が描かれていますが、現実にはずっと仕事を離れていた女性が介護をしながらではそれほどうまくいかないではないかと思います。多くは月7,8万程度のパート収入くらいなのではないでしょうか。病気にかかってからの経済的な社会制度の確立が大事だと思います。

認知症 明日へ:[守る・備える]高度障害 保険金支払いに壁 「要介護」で対応の商品も
生命保険や住宅ローンの団体信用生命保険には高度障害保険金がありますが、若年性認知症の場合、障害の程度の問題で支払事由に該当するとの判定がなかなか下りなくて経済的に困っている方が多いようです。最近は様々な保険商品が開発されているので、生命保険加入や住宅ローンを組む際には保険会社や代理店に聞くと良いと思います。

39歳で認知症と診断されたトップ営業マン 今も社員を継続、「認知症だから何もできない」と決めつけないで
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Last updated  2016.01.10 09:32:36



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