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カテゴリ:2011年一人歩きの山
10:9 晴れ 9:45 スタート
昨日、余市岳から眺めた無意根山に来ました。 西区ソロさんが豊羽までの通行止めが解除されたと言うので久々の元山コース。 一度、廃道化したけどボランティアで笹刈リした方から「歩いてよ」と言われ耳を疑いながら入山したのは随分前です。復活していた事に大大感謝でした。 薄別より展望良いから自分的に大好きなコース。その後、何度も足を運ぶ内に今度は通行止めで豊羽に行けなくなって早数年。 多分、笹が再び生い茂っているだろうと思いながらも晴天続きなので濡れる心配だけは無用。 草茫々の空き地には車が2台だけ・・やな予感。 いざ! (↑)道も荒れていそうな気配で看板は一体どっちを指しているのやら。 (↑)千尺高地 視界の開けた休憩所から無意根山を眺める。 此処までは順調な進み具合だけど笹が邪魔でいやらしい。 昔は広場に思えた処ですが今では背の高い笹で見通しも利かず。 ・・・いよいよ笹が道を覆い隠してしまいました。 遂に背中を丸め笹薮の中に潜り込んで歩く以外に方法は有りません。 (↑)11:45 フェイスマスクを外してプハ~と呼吸する。嫌気が差した。 背中を伸ばして笹薮から顔を出し進行方向を見たらこんな風景(↑) 遠目に見ても登山道の筋すらありゃしない・・余市岳の白井コース以上かな。 まだまだ先があるけど亀になってからは歩みが遅い。何処でヤメヨカナ? (↑)大沼です。美しさが際立つのは苦戦の結果なのでしょうか。 小沼も近くに見え此の季節しか味わえない景観に満足ですが笹は相変わらず。 気を取り直して出発した途端、笹薮から下山の若いソロ男性が飛び出して来た。 ビックリしましたが何処まで笹薮が続くのか訊いてみる。 薄別コースの分岐までと答えが返ってきた。 あと1台分パーティが残っている筈。 でも私は10時前の遅いスタートだし行けるのかな~ 懲りずに出発です。 まだまだだけど、しゃあない。 (↑)昨日の余市岳をズ~ム 登った山が見える山に行くのが私流の無駄こだわり発揮。 何だかんだで結局登って来たじゃないか!浦島花子さん・・ 気分も爽快で薄別コースからやって来たパーティの下山で賑わう無意根山の稜線。 (↑)烏帽子岳・神威岳・此の月6日に登った砥石山・・・ やっぱり元山コースは笹越しの展望が良かった。 写真は光の関係で此の山もイマイチでした。 (↑)12:25到着~ 山頂に居たソロ男性に更に進むと景観のいいケルンの山頂がある事を教えてあげた。 早速、移動してケルンの傍で満喫している若者のシルエットが美しい。 (↑)羊蹄山は雲の上から頭を出している。 大き過ぎて見落としそうになるから愉快。 ランチタイムの景観は徳舜・ホロホロ山、白老三山、モヤっとした支笏湖方面。 あったかいコーンスープ飲みながら行ったよね・・あの山、此の山と目で追う。 (↑)ケルンの山頂から中岳・並河岳・喜茂別岳と連なる。 特に並河岳は昨冬、行ったばかりで感慨深い。 再訪したくて中岳をわざとスルーしたけど山頂でも羆臭くて ランチは喜茂別岳まで下りてから済ませた懐かしい思い出がある。 それにしても山頂直下で沢山のパーティに出会って驚いたけど休日のせいらしい。 酷い笹薮漕いで来たのは私だけ?と言っていたら 居合わせたソロ女性がビックリして元山に下山するけど・・と不安がった。 薄別コースから入山して元山コースに下山のようです。 道が不明瞭な箇所に私が付けて来たテープをそのまま残すと約束してお先に下山。 定山渓天狗岳の展望も良い。(↑) 薄別コースの分岐まで下山した処で男性2名パーティが帰り支度。 此処で折り返すとの事。オバサンは薮漕いで来たんだから ランチも済んだ事だしイッテラッシャイ!と談笑になる。 「では、男の子だから行きます」ときびすを返してあっさり山頂に向かった。 その後ろ姿を見送ったら息を止めて両手を挙げ笹薮コースに再び突入。 (↑)無事に小11間の薮漕ぎも終了して定天が一層、近くなった。 此処まで来たら楽勝です。 山頂のソロ女性もやがてクリアして下山の途でしょう。 (↑)樹林帯は黄金色の癒しが延々と続きます。 陽が傾いて色合いが素晴らしくなりました。 山頂直下の分岐以来、人に出会わず静かな静かな山歩き。 (↑)コレでもかコレでもか・・・と撮影した黄葉。 14:50 無事下山 草茫々の空き地にマイカーのみポツネンと残っていました。 何度、来たのか数えていませんが無意根山は好きです。 見渡す周囲の紅葉も美しく特に定天が素晴らしかったので13日にトライしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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