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カテゴリ:2014年一人歩きの山
7月24日 曇り 10:45 スタート 台地林道から車が入れなくなってからの入山は初めて。
センダイハギの咲く登山口。 迎えのバスが1台のみで以前に比べたら人気が無くなったのだろうか。 3キロメートルの車道歩きで林道は割れて修復不可能に思える箇所があった。 (↑)11:13 以前は此処が駐車場だった 手前ではアカバナのピンク色の可憐な花が咲いていた。 ひっそりと草の少し生えた懐かしい空間を過ぎたら笹の登山道になった。 (↑)11:48 時には木道 樹林歩きが続く。 遠くに扇沼山の稜線が木々の間から垣間見えるがなかなか近づかない。 (↑)11:52 シモツケ咲く和風の道 何度か樹林の中でジグを切ると前方に広い岩場がようやく広がった。 下山のパーティが休憩している。 挨拶をして交差するとお一人様に驚かれるが慣れてしまった。 (↑)12:08 岩場で休憩 これにて独り占めの山。もうどなたにも出会う事は無い。 ゆっくりと喉を潤して雲の掛かった下界を眺めた。 やがて背の高いハイマツ帯になると蘭のタカネトンボが足元に咲いていた。 (↑)12:25 イワツツジ 早春の花でいつも開花時期に間に合わないが今更の嬉しさ。 樹林歩きで見えていた長い稜線も遂に目前。ウズラバハクサンチドリは終わり掛け。 (↑)12:36 扇沼山のフラットな山頂 涼しい風がそよ吹く感じでいきなり展望が開けた。 正面に十勝連峰、振り返ると旭岳、左に続く稜線の先にはトムラウシ山。 足元にはイワブクロが咲く。 (↑)12:42 硫黄沼側の斜面 信じられないほどの花畑が広がった。 エゾウサギギク、ヨツバシオガマ、ハクサンボウフウの混植。 先日のニセイカウシュッペ山とは全く異なる組み合わせ。 (↑)12:44 斜面から稜線を 何処が山頂なのか判らない稜線に今回は山頂標識があった。 何度も来ているが見たのは初めて。 ハイオトギリやツマトリソウが少し咲きリンネソウ、イワヒゲは多かった。 (↑)12:59 キソチドリ 背景は十勝連峰のオプタテシケ山。 翌日、旭岳温泉で親しい知人のo氏と仕事絡みで会った。 ナント同じ日に正面のオプタテシケ山に登っていたと知り二人で大笑い。 彼はもっぱらバテ気味で途中撤退の寸前をすれ違った登山者に励まされての登頂だった。 今年の夏山は最初で最後になったのは間違い無い。 (↑)13:04 稜線に立つとイワギキョウ 今回は此処で終了なので左に雲が掛かった旭岳を眺める。 チシマノツガザクラが絨毯になって咲いていた。 稜線沿いの登山道はトムラウシ山に向かっている。 道は間も無くハイ松帯に吸い込まれ笹の斜面を下って兜岩に。 その手前からベベツ川の源頭に下り三川台へと再び登りトムラウシ山に至る。 (↑)兜岩 画像の中間右寄りに兜岩。紙で折った兜に似ている。 奥で一番高いのがトムラウシ山、此処からはあと4時間の行程。 (↑)13:03 コガネギクが一面 稜線をその反対方向の先端へと歩いた。 昔は白金温泉まで登山道があったらしいのでハイ松帯にうっすらと踏み跡がある。 先程と距離が近いのにコガネギクの斜面になった。 (↑)タカネトンボ 崖下にはキソチドリと一緒に咲いていた。 辺りはチングルマで真っ白い斜面が広がった。 花畑も色とりどりで楽しい。 (↑)13:20 扇沼山から下山 ゆっくりとランチもした。次はいつかなと思案しながらザックを背負う。 のんびりとどなたにも出会わず途中で眺めたタケシマラン、レイジンソウ、 14:20 キバナノニガナ大群落 15:00 下山 22900歩 ゲート前の大岩で少し昼寝して迎えを待った。 お天気に恵まれた7月の山はオオラスとなった此の日。 8月はその分、天候不順で未定日ばかり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.10.29 08:23:19
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