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カテゴリ:2014年一人歩きの山
9月2日 晴れ 6:52 スタート 今年 やっと開通したクチャンベツ登山口。
記録では2010年の6月に最初からスノーシューを装着して登っている。 その後、林道が崩壊して待ち兼ねた此の日。車は平日の紅葉前でもあり3台だけ。 昔は登山口から間も無くクチャンベツ川を渡渉して登山は始まった。 今は登り返して少し上流から工夫して渡る。 歩き出して小1時間、女性2人パーティに追い着いた。 山中泊してトムラウシ山を目指すとの事で一緒に行こうと誘われる。 (↑)7:47 沼の原が近い 急な登山道がフラットになると空も明るくなり湿原状態になって来た。 幾分、紅葉が始まってナナカマドが赤い。 (↑)8:10 美しい 木道を歩きながら右に見える石狩連峰のニペの耳は日差しが強くて眩しい。 すぐに分岐が現れた。 木道から外れた笹刈りの道は沼の原山に向かいヌプントムラウシや石狩岳へのコースとなる。 再び木道歩き。 (↑)8:21 逆さトムラウシ山 大沼に映るトムラウシ山はてっぺんに雲。 此のテン場から先は今回の開通に合わせて新品の木道になっていた。 凄い荒れ様だったから感激した。やがて池塘群も終わり「五色の水場」を過ぎたらジグを切る。 (↑)8:55 ヨツバシオガマ咲く花畑 思いがけない展開。斜面にヨツバシオガマが満開だ。 雪解けが始まる頃、轟音出して滝となる登山道は花畑で右奥には大沼。 (↑)9:17 タカネトウウチソウの道 岩と青空。 気持ち良く人が居ない静かな山歩きは先日の芦別岳とは大違い。 完全に上書きされて芦別岳は遠い日になって行く。 (↑)9:32 振り返る 何処までも木道は紅葉の中に続いていた。 石狩連峰のニペの耳、ニペソツ山の展望と時折、現れる沼にワタスゲ。 エゾヒメクワガタ、エゾウサギギク、イワギキョウ、ウメバチソウも咲く。 (↑)10:05 木道が登って行く先に山頂が見えた 今年はもう紅葉が始まっている。 縦走帰りのソロ男性、少し後からソロ女性も下って来た。 これで2パーティに出会っただけ。 (↑)10:20 いい雰囲気 光るチングルマの風車とエゾオヤマノリンドウ。 背景は音更山辺り。まだまだ五色が原のお花畑は健在で嬉しい。 (↑)10:43 トムラウシ山 すぐ傍に聳えている。 空には雲が湧いてこっちに来たら嫌だなと眺める。 (↑)10:43 振り返る 小さくなった大沼を何度も見下ろしながら。 ウラシマツツジが真っ赤に敷き詰めた岩場は山頂直下だった。 (↑)10:45 五色岳に到着 一番奥のでっぱりが化雲岳 はい松帯に囲まれた平らな山頂に山ガール2人と案内役中年男性の3名パーティが食事中。 出発時間は1時間程、早かったと言う。 彼らは雲行きが悪いからとそそくさ「合羽は上だぞ~」下山の準備を始めた。 (↑)10:57 座りごこち悪い山頂 背景は忠別岳 雨が降ってもいいから少し昼寝すると言うと関西弁の山ガールが「のん気な人やなぁ、はよ降りてきいやァ」と言い残して去って行った。とても楽しい人達。 独り占めの五色岳で椅子型の岩に腰掛けて目を閉じたが落ち着かない。 (↑)11:16 忠別岳に向かって少し下る 目前に展開する忠別岳までは2時間要するが雲が無けりゃ行ってたかも。 左奥には旭岳、白雲岳が見えているがやはり雲。 登山道はハイマツが広く刈り払われて広い。 (↑)11:18 そろそろ下山 登山道は中央遠く化雲岳の岩が立っている方角に続く。 化雲岳の三叉路から雪渓の左がトムラウシ山。 真っ黒になった空の下で見納めの景観を堪能する。 チングルマの紅葉がきれいな木道を下山。 登りで出会った女性2人パーティに再会した。 すっかり忘れていた自分よりのん気なお二人と名を名乗る程の立ち話。 一緒に行こうよと更に誘われる。 (↑)13:36 沼の原から五色岳を振り返る 雲が掛かり判り辛いが左端にトムラウシ山。 五色岳の右奥に忠別岳。 大沼の濡れたテン場に2人パーティが休憩していた。 楽しい会話の途中でやっと気付いた下山のソロ達だった事。 紅葉も観たと満足気で体力が回復した今は別人に思えた。 広くてフラットな木道には先に下山した楽しい人達パーティが見える。 なるべく距離を保ったままゆっくり下山しようと歩みを遅くした。 (↑)14:41 クチャンベツ川渡渉で追い着く うまく渡れないガールさんが沢の真ん中から戻ったりしていた。 皆さんと賑やかに下山する内に駐車場が樹の枝越しに現れて楽しい人達と終了のハイタッチ。 14:42 下山 36880歩 結局、山頂まで木道。少し足が疲れた。 前回、スノーシューで歩いた時はコースが化雲岳との中間辺りだったし歩数も少なかった。 その後は9月7日黒岳から銀泉台に縦走。紅葉はピーク。 下山中、登って来るソロ男性にあの雲は何処に湧いているかと聞かれた。 「層雲峡です」と答えたら安心した様子。 車でクチャンベツの林道を過ぎ層雲峡に向かう頃、バケツをひっくり返したような雨嵐に遭う。 山中でなくて良かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.14 12:20:21
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