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カテゴリ:2015年一人歩きの山
5月12日 晴れ 6:29 スタート もっと雪のある時期に来たかった駐車場はすっかり春。
珍しく早起きしたので1番乗り。ウグイスの囀りと共に歩き始めたがすぐに登山道は雪に埋もれた。 (↑)6:48 冷水の沢 雪が消えた処もある エゾノリュウキンカが素晴らしい此の時期は毎年、訪れる定番の札幌岳。 冬道が沢の右岸にウッスラとトレースを残しピンクテープもある。 敢えて夏道に沿って斜面をトラバースした。見た目には沢に滑り落ちそうな急斜面も腐れ雪に靴を刺して歩くと以外にも安定した。むしろ、もう落ちかかったスノーブリッジを見下ろしていたら一人歩きなので高い位置のコース取りをチョイスする以外、考えられなかった。 (↑)7:47 冷水小屋を過ぎて 日当たりが良いので胸突き坂は道が出ていた。この登りは名前の通りとても急だが振り返ると一気に展望が良くなる。無意根山、中岳、並河岳、喜茂別岳そして羊蹄山も見え出す。短いトラバースになる頃には再び残雪歩きになる。 (↑)8:42 山頂稜線を目指す 深い樹林歩きはいつものようにピンクテープを1.2箇所に付けた。 今年のコース取りは久々に藤野方面を見渡せる斜面を歩いた。笹薮から樹林に入り夏道に近い処から稜線を目指して景観を楽しむ事にした。昨年は山頂の直下から稜線に出たので羊蹄山をゆっくり堪能出来なかった。 (↑)8:46 山頂手前の景観 下に見えているポコの左から樹林に入った。 烏帽子岳と百松沢山の中間から昨日、登った手稲山が見える。 ダケカンバの大木が独特の雰囲気を醸し此処から眺める羊蹄山からぐるりと札幌近郊の山が現れて飽きない光景。 (↑)9:02 札幌岳に到着 素晴らしい展望に時を忘れてロンリーザックさんは浦島花子になる。 風は冷たいのでゆっくりと縦走路の方角に移動。 汗はかかずに来たつもりだが冷たい背中にタオルを入れる。 (↑)9:03 恵庭岳が目立つ 空沼岳、1200ピーク、漁岳から徳舜ホロホロ。 改めて眺める羊蹄山の左には尻別岳、その中間には昆布岳も加わった。 ニセコの山も見えるが東の展望はイマイチで夕張山地や大雪山系、日高山系は全く無い。 (↑)9:04 山頂の雪渓 いつも此処から眺めるが今年は小さい。奥に定山渓天狗岳、ヒクタ峰、朝里岳、白井岳、余市岳が見える。山頂に戻りベッドのような大きな岩の傍で朝ご飯にする。あったかい飲み物を作って景観を独り占め。しばし癒されて過ごす。 9:19 誰か登って来るだろうかと思いながら下山にする。 (↑)9:20 札幌湖が見えていた 多分ソウだと思う。 先に撮影した山頂の雪庇に立って眺めている。 今日で3日連続の山歩き。札幌近郊だから疲れは無いが直らない風邪のせいで自宅に帰ると咳が止まらない。山は咳止めの妙薬だと感心する。 (↑)9:20 絶景 此の景色が好き。羊蹄山、喜茂別岳から無意根山まで四山並ぶ。 (↑)9:36 振り返る 山頂は右方向になる。 此処を歩くと下には藤野の景観が広がりその向こうには札幌市街。 この笹薮沿いに出る手前のピンクテープを回収してフラットな樹林から雪のトラバース斜面に。 10:06 胸突き坂を下ったらもう冷水小屋に着いた。やはり今日はどなたにも出会わない。 (↑)10:17 沢底の冬道をソロ男性が行く 登りと同じマイトレースから見下ろしたら姿が見える。こんな高い所から挨拶も出来ず無言のすれ違い。 (↑)11:12 お目覚めのニリンソウ 昨年、収穫し過ぎたのかアズキナは少ない。変わりにヤチブキを登山道から見えない部分で頂く。花を眺める時はエゾノリュウキンカで食材にする際はヤチブキと言い放つ山菜採りタイム。 コゴミは太って手頃なのを収穫したらもう豊平峡の観光駐車スペースが木々の間から見えた。 11:27 下山 車は二台並んでいただけ。 夕食はコゴミの三杯酢をご飯に掛け、鰹節をタップリ乗せたアズキナのおひたしが完成したら猫も寄って来た。ヤチブキの酢味噌。更にシドケ(モミジガサ)を頂いた。天ぷらを勧められたが最近、食べ過ぎているのでコレも酢味噌にしたらウドの風味に似てオツ、ビアが進む。 今夜も飲みすぎた。 こうして「行ける時に行かないと山は逃げる」の持論で楽しんだ雪の札幌岳も終了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.22 09:18:34
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