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カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
今日は放射線ネタを書くまいと思っていたのですが、宮城県北部で妙なデータを見つけたので、そのネタで書こうかと思います。
今月上旬に宮城県西北端に位置する栗原市では教育施設の校庭で放射線量を測定したのですが、結果を見ると、市内の一部の地区で妙に高い数値が確認できるんですよね。具体的に言うと、旧一迫町の西部、旧花山村、旧鴬沢町、旧栗駒町、旧金成町の北部です。いずれも丘陵や山岳に囲まれた地域ではありますが、福島第一原発から150キロ以上離れているのに高い場所で毎時0.4マイクロシーベルト前後の数値を記録しているとなると、ちょっと気になるところです。 加えて言えば、旧一迫町や旧花山村は南隣の大崎市と、旧栗駒町や旧金成町は北隣の一関市(岩手県だ!)と、それぞれ境を接しているだけに、そちらの数値もどうなっているか心配になります。 ところが、大崎市、一関市共に、放射線量への関心はあまり高くないようです。大崎市に関して言えば、旧一迫町のすぐ南に位置する旧岩出山町でこのような情報があり行政としてはいち早く真偽を確認せねばならないところだと思うのですが、大崎市のサイトを見ると農産物に含まれる放射性物質の測定はある程度行っているものの、空間線量については手つかずの状況のようです。一日でも早く調べて欲しいところです。 一関市に関しては、測定は岩手県に丸投げ状態。ただし、測定結果を確認すると、一関市中心部や市東部の旧千厩町、一関市の真北に位置する奥州市といった所で毎時0.2マイクロシーベルト前後の数値が検出されているようです。いずれも県の施設内で計測した数値のようですが、校庭の数値はこの手の施設よりも高く出る傾向があるので、くまなく計測してみれば栗原市並みの数値が検出される可能性はあると思います。 ![]() ◎◎◎宮城県栗原市 22年産◎◎◎千田さんの「ひとめぼれ」 5kg(お米の粒が小さめです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.18 01:51:31
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