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カテゴリ:仏閣
南禅寺の塔頭の一つ 「聴松院」には、摩利支天の社がある。
珍しいので、覗いて見た。 本堂の山門と摩利支天堂の山門は別々にある 名板 摩利支天の本尊は、秘仏で見ることができない 90度に折れ曲がった木 梅の古木 摩利支天堂の狛犬は、「いのしし」が阿吽の形相で迎えてくれる 大聖摩利支尊天は、陽炎(カゲロウ)を神格化した女神で、陽炎のように目に見えなくとも常に身近に居て、月日に先立って進み、進路の障害になるものや厄を除き、ご利益を施してくれるというものらしい。 武士の間では戦勝の神として信仰され、出陣に際しては鎧の中に秘めてお守りとされたという。 軍神とされる一方、五穀の結実を豊かにする農業の神ともされる。 本尊は、多分?、三面六臂(3つの顔に6本のひじ、阿修羅さまと同じ?)で正面の顔は三眼で右面を猪面とし、頭上には宝塔を載き、手にはそれぞれ宝剣、無憂樹、弓矢、針と糸を執る。輪宝をあしらう火焔光背を背にし、七頭のイノシシを配した台座に坐しているだろう。 下は、厄除けの御札。 イノシシは、神の使いであり、しし鍋なんてもっての外! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.20 11:08:27
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