|
カテゴリ:仏閣
瑠璃光寺のほど近くに、室町時代の大内政弘氏の依頼により、雪舟(子供の頃、いたずらをして柱に括り付けられ、泣いた涙で上手な鼠の絵を描いた逸話がある。 後に、禅師となり、中国に絵の勉強に行き、大成したといわれる。)が築庭したと言われている。 (これも言い伝えで、証明するものはないので、本当のことかどうか分からない。) 何度かお寺の名前は変わっているが、毛利隆元の菩提寺となったとき、常栄寺となっている。 まず、山門の左に雪舟の像と説明書きがあり、期待をしながら、山門をくぐる。 正面奥には、本堂、右手奥には、鐘楼がある。 (その前に、右手前で拝観料300円納める。) 鐘楼下を通ると、本堂の横になり、本堂の中から「枯山水」の庭を見ることもできるし、そのまま「カバチ」を通り、庭の中に入ることもできる。 まず、本堂から拝観しよう。 右奥(北東)側に竜門滝(枯れている?)、真ん中辺りには心という文字を表す心字池(禅寺では、どこでもあるようです。)、そして内庭全体にたくさんの石が置かれ、その硬く鋭い線を生かすように配されています。 中央付近の”さつき”の植え込みの真ん中から石が飛び出しているのが。富士山で日本を表し、その他の石組みは、中国大陸の三山五嶽をなぞらえたものだということです。 (スピーカーから説明が流れています。) 庭の遊歩道を廻ったとき、反対側から本堂方向を見たもの。 遊歩道の周囲には、「雪舟の筆塚」、「大内政弘氏の墓」、「毘沙門天」(戦の神様)などがあった。 京都や奈良のお寺では、撮影禁止になっている所がほとんどであるが、ここでは、大らかな土地柄なのか、いくらでも、撮影してもらって良いということであった。(笑) こんなに大きな木魚は初めて見ました。 立派の一言です。(軽く手のひらで叩くと、ポンと良い音がしました。) こんな大事なものに、簡単に触れる所に置いてあるなんて、信じられなーい!! 雪舟の描いた屏風、江戸時代の白隠禅師の書かれた書「壽」、その他が、本堂内に展示してある。 拝観を終わって、私には、まだ「枯山水」が分かる境地には到達していないようで、良く分からないというのが、実感でしょうか! 京都の有名な「枯山水」の庭の白砂の中に、大小色々な形の石が置かれていても、全く意味が分からなかったが、案内の人に、あれが竜で、飛び出している姿で・・・なんて言われても・・(良く分からず困った!) これからは、はっきり美しいと理解できるものを見に行きたいと思います。(笑) 最後は、川面に映る紅葉を見に、祖母のふるさと 島根県江の川傍までやってきた。 ちょっと時期的には早かったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.29 22:09:05
コメント(0) | コメントを書く
[仏閣] カテゴリの最新記事
|