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カテゴリ:仏閣
三大不動の一つであり、今回、初めて公開された「青不動明王二童子像」を参拝に、青蓮院門跡に行って来た。
天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡(他の2箇所は、「妙法院」「三千院」)の一つであり、明治に至る迄、門主は皇族であるか五摂家の子弟に限られた。 民衆の立ち入りも禁止された場所でもあった。 (粟田御所跡とも呼ばれる) 長屋門と両脇にある樹齢800年の大楠 向って右側の大楠 当寺院には5本の大楠がある 入り口門の提灯 華頂殿入口の衝立 不動明王は、大日如来の生まれ変わりだそうですから、そう思って読めば・・・・ 上には、百人一首の沢山の絵が、襖絵は、少し新しいが、蓮が描かれている 鮮やかな青い蓮(青蓮院の由来、青は高雅な色)の絵は、美しいです 青蓮慈悲という仏教の教えの根幹である慈悲の心を形容するもの 比叡山で修行された伝教大師の「山家学生式(さんげがくしょうしき)」(修行規定)に、 「国宝とは何物ぞ。 宝とは道心なり。 道心有る人を名づけて国宝となす。 故に古人言う、 径(けい)寸(すん)十枚、これ国宝に非らず。 一隅を照らす、これ則ち国宝なり」 何でも、どこでも、誰でも、考え方で幸せになれるということですね。 額縁写真 華頂殿から小御所への廊下 左側の手水鉢が、秀吉寄進の一文字手水鉢 小御所内の法皇の座 木の姿も美しい 一隅を照らす 「大切な5つの心」 お寺巡りをしていると、書いてある法話や掛軸、額等の文を読んで、ハッと我に返される私である。(苦笑) 本堂の裏側に、国宝の絵画「青不動明王二童子像」を模した 仏像が置かれている。 通常は、これを拝んでいたそうです。 私的には、こちらの方がはっきり見えて良かったが・・(笑) 本堂の正面には、「御前立ち」がありました。 (失礼になるのかどうか分からないので、写真はアップしません。) 宸殿内では、特別開帳、特別参拝でたくさんの人が、お坊さんが、整理の人がごった返していました。 その間を離れると、華麗な杉絵や襖絵、御籠が展示されていました。 青蓮院の庭は、池泉回遊式庭園で、龍心池を中心とする「相阿弥の庭」、北側の小堀遠州作、「霧島の庭」、その間の茶室 「好文亭」の周りの「大森有斐の庭」の三つあります。 少し強い雨に濡れていますが、どれも、「美しい」の言葉だけです。 親鸞聖人も、若かりし頃は、ここで修行したそうです。 玄関の平安絵巻の衝立 それでは、又、外を散策しましょう。 茶室「好文亭」 雨が激しく降るのですが、参拝者は多く、人を撮らないようにするには、空を撮る!(笑) 宸殿で、「青不動さま」が開帳されており、仏師さんが、沢山の参拝者とともに、祈願したお札を青不動さまにお願いして下さっている。 宸殿前には、神社のように、「左近の桜」と「右近の橘」があるのは、門跡寺院の証だそうです。 四脚門 鬼瓦 額の舵輪のマークは? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.04 10:30:41
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