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カテゴリ:仏閣
小方丈と二十五菩薩の庭を抜けると、権現堂に向かう
門の瓦は、どこも葵の御紋が一杯です 権現堂(正式には、権現様影堂) 正面が家康、左に秀忠、右に家光が祀ってあります この権現様の奥には、千姫の墓や濡髪大明神がありました。 方丈庭園を戻り、少し裏山に登ったところに、山亭庭園があります。 山亭の建物は霊元天皇第10皇女浄林院宮吉子の御殿を宝暦9年(1759年)に下賜されたものです。 庭園からは、京都の町が一望出来、気持ちよい。 可愛い尼さん?像もありました。 方丈庭園を出て、寶佛殿前に来ると扉が開き、朝の掃除が始まっていました。 ここでは、写経をして奉納するそうです。 阿弥陀如来像と四天王像が安置されています 寶佛殿横を少し山に登ると、「除夜の鐘」で有名な大鐘楼に着きます。 高さ3.3メートル、口径2.7メートル、重さ約70トンあり、重文です。 知恩院の梵鐘は、京都方広寺、奈良東大寺と並ぶ大鐘として知られている。 この鐘は、僧侶17名が担当し、その内1名が親綱を持ち、仰向けにぶら下がるようにして撞き、残りの16人は子綱を持ち、掛け声と共に鐘を撞きます。 約1分間隔で鐘を撞きますが、その合間に僧侶3人の念仏礼拝(らいはい)の声がこだまするそうです。約2時間荘厳な雰囲気に包まれるらしい。(毎年テレビで一部だけ見るが・・) 境内を出て、三門横の「友禅苑」も散策した。 池の真ん中に観音菩薩 江戸中期の絵師 京友禅の生みの親 宮崎友禅斎の像 (この庭園も、正式名は華頂友禅苑) 禹門(うもん) 立身出世の関門で、登龍門と同じ意味だそうです 茶室 華麓庵 雨に濡れた小道も美しい 茶室 白寿庵 古白梅 幹は皮だけのようで、中は無くなっています。 しかし、花の芽は沢山ついていました。 枯山水庭園 三門がすぐ隣にあります 東山の山並みをバックに、紅葉の時期には良いでしょうね! この後、三門に登楼しました。 撮影禁止なので、この写真は、ポスターより 楼上は、薄暗いけど、極楽浄土でした。 釈迦牟尼仏像を中心に、十六羅漢像が居られました。(説明では、右端近くで、釈迦の方を向いているのが、釈迦の息子さんだそうです。 釈迦に怒られる前だったのか、ここでは、ビンズルさんも一緒に居られます。) 天井や壁には、彩色豊かな天女や龍が踊り、楽器を含め様々な絵が描かれ、華やかでした。 天女の隣に、頭が人間で体が鳥という空想上の 迦陵頻迦(かりょうびんが)が描かれています。 この姿を見たものは、幸せになると伝えられているそうです。(嬉笑) 一見の価値ある三門の特別拝観でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.05 10:07:19
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