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カテゴリ:乗り物
どきどきリニア館編 画像の物は、まだ宮崎でテストしていた って言うか、国鉄時代に使用していた超電導磁石です 初めて浮遊式のリニアモーターカーで有人運転をした頃のもの なので・・・ 残念ながら、実物の車体は残っていません (廃館となった)交通科学博物館に保存されていた模型のタイプが使用していた物です って! 全面超電導磁石貼りの機体・・・ まあ、この頃に基礎設計が完成していたと言う事になるのですが 実用化するのに 相当な時間が掛かってしまって!(泣) と言うのも この超電導磁石 液体ヘリウムで・・・ -269℃まで冷却しないと作動できないんです!(凍) って言うか、触った瞬間に指が炭化して粉々に砕けます そんな危険な物を積んだタンクを車内に装備しないといけないという・・・ ただし? 幸いにして?? ヘリウムは窒素と並んで不活性化ガスですから 燃えません! 引火して爆発する事は無いので・・・ ドイツが第1次世界大戦の前に、飛行船でヘリウムガスを使用していたりと・・・ その運用方法に関しては、かなり長い歴史があるのですが 液体にすると、半端ない冷たさになります! 分子運動が停止すると言われている液体水素の-253℃よりも低いですからね こんな物が漏れたりしたら・・・(怖) と言う事で! 高温超電導磁石と言う物が開発されました! 高温って聞くと・・・ 常温(気温20℃)よりも高い もしかして100℃? とか思うかもしれませんが・・・ -253℃です あれ?(滝汗) 液体水素と変わらないんじゃね? 一回り大きくなってしまいましたが・・・ この高温超電導磁石の完成により 液体ヘリウムを使わなくて済むようになりました が! この超低温まで冷却するために・・・ 実は! ガスタービンエンジンを発電機として搭載しないといけないという欠点が!(泣) トンネル内 1時間に10本も走らせたら、トンネル内の温度が上がっちゃって超電導磁石が温まっちゃうやんか? それと 何十キロメートルもあるトンネル内の酸素が!! と言う問題が出てしまうのですが・・・ まあ何にせよ ガスタービンエンジンって燃費も物凄く悪いですしね? 最近では戦車にガスタービンエンジンを積んで発電、モーターで動くなんて物もの存在するらしいですが・・・(凄) そして、国鉄も 戦前のガソリンカーに無理矢理ガスタービンエンジンを積んで! 流石に足回りが、そのパワーに耐えられないことは解っていたので 当時の電車特急用の台車を履かせて テストしたことがあるのらしいのですが!! 床下にエンジンを積むのは無理があるのが発覚! 車体内部に乗せてテストをして、ソコソコ良い結果が出たので 専用試作機を開発する所まで行ったのですが! 爆音が凄すぎ!(煩) 自分の排ガスを吸って酸欠になってエンジンが止まる 滅茶苦茶燃費が悪い所に来て オイルショックになってしまった!(泣) と言う事で、一度も運用に付かずにスクラップになってしまったという悲しい歴史がありますから・・・ そんな中! なんと! ワイヤレス充電方式で電力供給する方法が確立されたらしく(驚) ガスタービンエンジン要らなくなった!(喜) おかけで、カメラとヘッドライトを高い位置に設置できるようになった! 重たい燃料を搭載しなくて済むようになった!! 火災の心配もないし 給油のために車庫へ回送する必要もなくなった!! と・・・ 営業運転用試作車(量産機)の開発に漕ぎつける事が出来るようになったらしい?(凄) って! 科学技術がココまで進化したというのに あれ? ん? まあ、とりあえず展示しているのは20世紀末だった頃の試作車だから仕方ないのかな? どーしてこーなった? 新幹線車両ですら、全て溶接構造で出来ているのに なんでリベット打ち?(謎) しかも・・・ 戦時中の零戦ですら、沈頭鋲と呼ばれる 空気抵抗を減らすために頭を潰したリベット使っていたのに そのままのリベット打ち? しかも6角ボルトも、そのまま剥き出しで使ってるし・・・ コレ・・・ 強い衝撃があったりするとバラバラに吹き飛ぶぞ? リベット!!(散) って言うか・・・ 間近で見て なんか騙されたような気分? スンゴイ、 とりあえず、継ぎ目は溶接して 風圧でバラバラにならないようにしてあるけど・・・ 「試作車だから仕方ない」と言う言葉で片付けられてしまえば それまでなのですが なんか、夢をぶち壊されてしまったような・・・(悲) って言うか、 そして・・・ 悲しみに打ちひしがれたまま 次回! 2回の展示ブースへ 続けるの止めようかな? にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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