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カテゴリ:災害・防災
国土地理院が測量用航空機「くにかぜIII」で新燃岳の火口内の写真撮影を実施し、溶岩ドームの大きさなどの判読を実施した結果を公開している。
撮影が行われたのは2月1日午後1時、4回目の爆発的噴火の後にあたる。 ![]() ![]() その後撮影した画像を判読し、1万分1火山基本図の等高線と照らし合わせたところ、溶岩ドームの縁は標高約1300mに達しており、北北西~南南東方向の直径は、約600mまで成長していることが判明した。 火口縁の最も低い地点の標高は約1355mで。 溶岩ドームの縁との標高差は50~60mとなっている。 ![]() ![]() 国土地理院では、この画像を2月3日の火山噴火予知連絡会に、危険性の評価などの基礎資料として提出した。 連絡会では「1~2週間爆発的噴火続く」との見解が出された。 たまった溶岩が火口に達すると溶岩流や火砕流の危険がある。 活動の長期化も懸念される中、引き続きの観測と解析が重要になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.04 01:57:18
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