ちずらぼのちずらぶ

インクリメントPは7月31日、スマートフォン向け地図サイト「MapFan」で、SNSに投稿された口コミの写真を地図上に表示する新機能「ピクチズ」を追加したと発表した。
対応機種は、Android 2.2以降とiPhone 4/iPhone 4S。



今いる場所や目的地などでピクチズ検索すると、「instagram」または「forsquare」に投稿された位置情報付きの写真が表示される。
写真は主に、飲食店の食事や人気スポットなどを中心にしたもの。
1カ所に複数の写真がアップされていると何件の情報があるかが数字で表示され、一目で人気度合いが分かるようになっている。

近所で何が人気なのかをチェックしたり、あまり馴染みのない土地で食事の場所を探したい場合にも便利だ。

有料会員（月額315円）になると、「マイスポット」登録機能や現在地から現地へのルート検索なども使えるようになる。

この機能は、instagramまたはforsquareに投稿されたデータをTwitter経由で取得して表示する。
なお、掲載にあたっては、独自のフィルタリング技術と人が目視で確認することにより、個人を特定できる人物画像や、自宅の住所など個人情報がわかる位置情報を表示しないよう配慮しているという。
そのため、SNSに投稿してもすぐに反映されることはなく、数日かかるという。

インクリメントPでは、まずはピクチズをベータサービスとして公開し、様子を見ながらアプリとの連携など今後のビジネス展開を検討していきたいとしている。

（CNET Japanより）
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「instagram」や「forsquare」に投稿された写真のプラットフォームがMapFanになるという流れだろうか。

主たる対象が飲食関係の人気スポットということで、MapFanサイドとしては、いわゆる口コミ情報の収集という側面が強い。

ただ、画像が投稿されるだけでそれを人気度合という指標にしていいのかどうかは微妙。
この仕組みでは投稿の多い店が目に入りやすいことは確かだが、そこには味の保証はない（笑）
このあたりはコメントも拾うなど、もうひと解析欲しいところだ。

それでもプライバシーへの配慮をしているあたりはさすが。
（個人情報を出さないゆえ）リアルタイム性を求める仕組みではないので、反映に時間がかかること自体は問題にならないだろう。

「instagram」と「forsquare」を合せれば相当な投稿数になる。
それは潜在的に大きな可能性になる。

発展性に伸び代があるだけに、今後のやり方次第では大きなビジネスに化けるのかも知れない。