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カテゴリ:地図・位置情報サービス
クロスフェーダーは、AR(拡張現実)機能を利用した地図アプリ「ARマップ」のiPhone版のサービスを開始した。
AR技術、地図、カメラの3機能を利用し、誰でも「iPhoneをかざすだけ」で目的地の方向が直観的にわかり、目的地の位置と経路を可視化(ARタグ)した地図アプリ。 また、ARタグで目的地の方向を可視化しているため、道に迷いにくく、目的地までのルートを案内ができる。 さらに、現在地から周辺情報を呼び出すことができ、近辺の飲食店情報なども探すことができる。 ARマップの位置情報、およびAR機能はレイ・フロンティア(東京都江戸川区)の「LiveScopar ARKit」を利用している。 価格は無料、対応OSは、iOS4.0以降、対応端末はiPhone4以降。 (産經関西より) ---------------------- 目的地の方向が分かる、ということにどの程度の需要があるのだろうか。 これは正直よく分からない。 その場所が目的地に近ければ大いに意味があると思うが、そうでなければ自分の現在地と目的地の間には様々な障害物があるわけで、まっすぐ進めるわけでもない。 きちんとした経路案内が(ARであれそうでなかれ)あれば十分にことは足りるような気がするのだが。 もちろんARによる経路案内は何の変換もなくそのまま現実世界で再現できるので間違えにくく、方向オンチの人でも道を間違えることが減るだろう。 「次の角を左に曲がって」というのも地図でたどるのと現実の光景で見るのでは全然違う。 しかし、目的地の方向をARで見てどうする?という素朴な疑問を感じるのだ。 それは「面白い」ことかも知れないが、実用性はない。 たどるべき経路は最短距離を直線的に結ぶわけではないのだから。 何となく、最近のAR技術は「面白いが実用性は…?」という使われ方が多いように思うのだが気のせいだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.08.03 00:27:09
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