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カテゴリ:災害・防災
台風18号が首都圏を直撃した6日、共同通信のまとめで、新たに神奈川県で土砂崩れに巻き込まれた3人が死亡し、1人が意識不明、2人が行方不明になった。共同通信のまとめで、5日以降の被害は死者4人、意識不明2人、不明者5人となった。警察庁によると、負傷者は49人。台風18号は夜に太平洋上で温帯低気圧となった。
6日は横浜市緑区では、崩れた土砂がアパートに流れ込み、1階から見つかった男性(30)が死亡した。山梨県富士吉田市で増水した川に転落した無職舟久保隆之さん(77)のほか、茨城県常陸太田市でも男性(78)の死亡が確認された。 (共同通信より) ------------------------------ 強い勢力のまま接近したことで各地で被害が相次いでいる。 心配された御嶽山や伊豆大島については万全の態勢で台風を迎えたこともあり、適切なタイミングで避難勧告が出されるなど被害が広がることは避けられた。 それでも各地でこれだけの人的被害が出ているのだからやはり台風は怖い。 特に横浜での土砂崩れは都市部での土砂災害ということで衝撃が走った。恐れていたことが起こったという印象だ。 この台風では東京都でも港区や町田市など、市街地や住宅地においても土砂災害の危険があるという理由で避難勧告が出ているが、都市部でこうした被害が出るとどう警戒すべきか、どのようなケースで避難すべきかなど難しい問題が残る。 横浜をはじめとして、崖沿いに張り付くように建っている住居や、崖のすぐ下に建てられている住居は相当数ある。 今後の土砂災害を対象として避難勧告・避難指示のあり方はますます難しくなりそうだ。 また各地で浸水被害も相次いだ。 特に静岡市清水区は広い範囲で冠水、七夕水害の後巴川放水路ができて氾濫の頻度は減っているが、やはりまとまった雨が降れば今回のようなこともあるということ。 平野はすべて河川敷のようなもの、という言葉を思い出した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.10.07 01:07:04
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