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カテゴリ:地図・位置情報サービス
アメリカ・カリフォルニア州に本社を置くGoogle社が「Google Earth」のビジネスユーザー向け有料ソフト「Google Earth Pro」の無料化を発表した。
「Google Earth」とは2005年6月からGoogleが提供している「バーチャル地球儀ソフト」で、PC上で世界各国の衛星写真を地球儀を扱う要領で閲覧できる。 これまで、高機能版「Google Earth」として、年額399ドル(約47000円・2015年2月1日現在)で提供されていた「Google Earth Pro」の無料化に、世界のネットユーザーから驚きの声が上がっている。 今回、無料となった同ソフトだが、利用するためには登録が必要。ダウンロードサイトに併設された専用フォームにメールアドレスや名前などを登録し、ライセンスキーを得なければならない。 気になる「Google Earth」と「Google Earth Pro」の違いだが、公式サイトによれば、「Pro」では以下のような機能が利用できるという。 「高解像度の画像印刷」「巨大なデータセットの地域化」「住所のジオコードを一括作成」「ユーザー層、地籍、交通量のデータ レイヤへのアクセス」「プレミアム動画の作成」「ポリゴンやサークルの面積の測定」「複数の地点を一度にマッピング」 いずれも日常的に利用する頻度は少なさそうだが、今回の無料化をきっかけに専門的な地図の世界に触れてはいかがだろうか。 (IRORIOより) ------------------------------ まさかのPro無料化。 「実はさらに高機能のツールが開発されていて『型落ち』した現Google Earth Proを無料化したのでは?」などというまことしやかな噂もあるが、さすがにそんなことはしないだろう… ただしちょっとしたGISは無料があたりまえというメッセージはそれなりに広がっていくことになる。 かつて地図の無償化をリードしたGoogleが今度はツールの無償化を加速させることになるのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.02 01:48:12
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