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2016.03.06
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カテゴリ:災害・防災
岩手日報が首都大学東京の渡辺英徳准教授の研究室と研究室と共同で、東日本大震災の犠牲者の地震発生から津波襲来までの行動を再現した。

同紙に連載された「追悼特集"忘れない"」は震災遺族に犠牲者の行動を丹念に取材し、防災上の多大な貢献からの2013年の災害情報学会の最高の表彰である廣井賞を受賞しているが、今回は遺族への再取材で県内の死者・行方不明者1326人の行動を地図上で視覚化したもの。
この成果は一部(釜石市鵜住居の事例)動画としてもアップされている。

この研究により、低地の避難場所に向かう人が多いことや(鵜住居の例でいえば、多くの人が避難した「防災センター」は避難場所に指定されていなかったが、過去に仮想避難場所として防災訓練で使用したことから誤解が生まれ、多くの人が避難してきて犠牲になった経緯がある)、半数以上(54.9%)が自宅にとどまったことが浮き彫りになったという。

こうした犠牲者の遺訓から、同紙では「命を守る5年の誓い」を提言している(原文まま引用)。

・とにかく逃げる 逃げたら戻らない
・避難場所を過信せず、少しでも高い場所へ
・助かるための避難訓練を
・「ここまで津波は来ない」は通用しない
・災害弱者を救うルールづくりを

いずれも当たり前のことかもしれないが、遺族への取材という非常にハードな仕事を通じて得た成果があるからこそリアリティーを持って提言できることでもある。
大変な労力から生まれ提言であり、社会へと還元すべき提言であると思う。

犠牲者の行動記録は同紙の特設サイトにまとめられている。
多くの人に共有して欲しい成果だ。





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Last updated  2016.03.06 13:10:31
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