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カテゴリ:交通
北海道新幹線の新青森-新函館北斗の約149キロが26日に開業した。
これで(会社も異なり乗り換えもあるけど)北海道は函館から九州の鹿児島まで新幹線でつながったことになる。 さすがに開業日ということでマスコミの報道も多く、中には「【滞在時間3分】北海道新幹線で「東京~札幌」鉄道日帰りに挑戦してみた」なんて企画もあったりして、ちょっとしたお祭り騒ぎ。 Web地図サービスも軒並み更新されており、新幹線の北海道上陸を実感させてくれる。 一方で気になるのは函館の動向だ。 新幹線の終点となる新函館北斗駅は函館市街からはそれなりに離れており、在来線への乗り換えが必要で20分程度かかる。 札幌に向かう場合はそのまま新函館北斗で乗り換えてしまうので函館に行くとすれば「ついでに」というわけにはいかず、「わざわざ」乗り換えて向かうことになる。 このあたり、函館への人の流れがどう変化するのか。 現時点では、札幌まで行くとなれば現実的には飛行機という選択が有利で、当面は函館目当ての観光客が多そう(ビジネスだと函館でもまだ飛行機が有利か)だが、これまでのように「必ず通る」場所ではなくなってしまうことが気がかりではある。 同じく、今回の延伸でこれまでの終着駅から通過駅へと変わる新青森の乗降客数がどう変わるのかも未知数。 当面はこの開業で人の流れがどう変わっていくのかに注目することになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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