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2017.01.03
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カテゴリ:測量
日本版GPS強化へ ことし3機の人工衛星打ち上げ(NHK)

政府は測位精度の向上に向けて、準天頂衛星を今年の春~秋に新たに3機打ち上げ、2018年春からは既に運用されている1機と合わせて、4機体制で運用されることになる。

衛星測位は既に社会インフラの一つとして暮らしに不可欠なものとなっている。
スマートフォンの普及で現在ではほとんどの人がその恩恵を受けているといえるが、これまではアメリカのGPS衛星に依存していた。

GPSはもともと軍事用のシステムを民間に開放しているもので、かつては敵軍に利用されることを防止する目的もあり、故意にノイズが加えられて精度が落とされていた。
現在ではこうした制限は解除されているが、安全保障上の観点からは他国のインフラに依存する状況は望ましくないとされる。

また、衛星測位において正確な位置を決定するためには4機以上の衛星からの信号を受信することが必要だが、山間部や都市部のビル街などでは4機の衛星を捉えるために十分な上空の視界が確保できないため低仰角の衛星からの電波が受信できず、測位ができなかったり、精度が低下したりといった問題もあった。

準天頂衛星システムは、GPS互換の準天頂衛星を地上から高仰角で観測できる位置にを常に1機は見通せるように配置することでGPS衛星を補間し、測位機会や測位精度の向上を目指したもので、2010年に準天頂衛星の1号機「みちびき」が打ち上げられ、運用されており、今年打ち上げられる3機に加え、2023年までには3機打ち上げられて、7機体制となる予定だ。

また、準天頂衛星と併せて、2011年からはロシアの測位衛星GLANOSSも運用されている他、ヨーロッパのガリレオなど今後運用が予定されている他国の衛星も含めた衛星測位システムの構築が視野に入れられている。
このため、従来の「衛星測位システム=GPS」という名称は(GPSが米国固有の衛星システムの名称であることから)既に実情に合わなくなってきており、公共測量作業規程準則等では既にGNSS(Global Navigation Satellite Systems)へと用語の変更がされている。
この新しい用語はまだ一般には普及していないが、実情を考えれば今後きちんと周知していかなければならないだろう。

リンク先のNHKの記事についても「日本も平成22年に準天頂衛星「みちびき」を打ち上げ、日本版GPSと呼ばれる独自のシステムを運用しています」とあるが、独自システムという表現はやや違和感がある。





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Last updated  2017.01.04 01:14:46
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