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リリーが明け方枕元にやってきて坐りました。 ええ?寒いの?? そう声をかけると、ネコパンチを布団に・・・開けえゴマ!とでも言っているのでしょうか? 布団をそっと持ちあげると、スルスルっと入ってきて中でぐるっと回って私の脇の下あたりに顔をうずめます。 この冬から私の北向きの部屋が0度近くにならないように、贅沢だけれどオイルヒーターを入れて眠って居ます。 それでも朝の最低気温がマイナス7度くらいになるとリリーは布団の上からやってきて中にもぐりこみます。 猫の温度センサーはなかなか優秀なものです。 9時になってもマイナスだったか測って居ないけれど、これなら庭の雪の上を歩けるはずだと、準備を整えて心配だった正面のツル薔薇で囲んだ場所へ向かいました。 モッコウバラのガゼボは30度ほど傾いてしまっています。 その手前のアーチ二つは私の背より低い場所に上部があって、薔薇と共に沈んでいて、そこへいっしょに沈めなかった薔薇の枝は無残にも折れていました。 まだ枝の先や途中が雪の中に埋もれている枝が多くて引っ張り出すことはできません。 誘引したはずのツルがまったく見えていないものもあるけれど、上手に雪の下にもぐったほうが案外折れていないかもしれません。 あと数日で救いだせると思った矢先の重い雪 太陽の日差しで溶けるのを待ちましょう。 屋根の雪はソーラの部分から落ちて、あっと言う間に発電を開始しています。 太陽は凄い! 薔薇で囲った風景はこの春見れないけれど、きっとまた太陽の恵みをうけて薔薇は育ち新しい風景を作りだすのでしょう。 自然の中で暮らしている、自然は多くのことを教えてくれる 何年もかけて作ったものが一夜にして壊される自然の恐さを多くの人が知っているはず 大きな夢も小さな夢も、同じようにつぶれてしまった夢たち 自分の夢や生きがい、仕事を立てなおすことで必死だろうけれど、それでも声をかけあい心配しあう仲間がいれば心まで折れることはないのかもしれません。 必死でモッコウバラの上の氷の塊を長い棒ではたいていたら、斜め奥の70台のご夫婦が屋根から落ちて窓を塞ぐ雪をどけながら、遠くから声をかけてくれました。 凄かったねえ~~と 私道の雪かきは全くしないし、資産家だけれどお金を出して除雪する機械を買うという考えにも応じそうにないけれど、それでもこうして声をかけ合う間柄は維持しています。 言葉を話せること・・・・・人が動物と違う点です! 美容院に行かれなくてキャンセルをしたら、美容院のお兄さんがすぐにまた電話をくださって大変だったら差し入れに行きます!って これは15日のこと。 風邪でひどい声だったことと、夫もいないので出られないと話したので、家の場所も知らないのに・・・ 美容院は隣の市の国道近くなので、さほど雪の害はなくてこのあたりの状況も判って居なかったからでしょう。 キャンセルが多くて暇だからいいですよ!っておっしゃってくれたのですが、気持ちだけ受け取ることにしました。 それっきり行くこともできず、予約もできないでいるけれど、私は恵まれているな~と思いました。 小さな声かけできっとすでに多くの人が自然の力で壊されたものを立て直しているのでしょう。 ぶどうハウスの再建が農家は10%の出資で済むとか・・ よかったなあ~と、つぶれたハウスの報道を見ながら思いました。 雪がとけたら、作業がたくさん待っています。
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