八ヶ岳南麓より

幸せ色の中を歩くと、悲しいことや嫌なことなど何もなかったかのように、やさしい気持ちの中からほわっとした笑みがこぼれます。

美しい果樹の花はまさに夢と希望に満ち溢れているのです。

桃源郷についてこんな記事をみつけました。

ユートピアの崩壊後に姿を現すものが桃源郷である。対照的な両者はもたらす結果も逆になっている。すなわち、主体的・積極的なユートピア思想は、その目標とは全く裏腹の大きな災禍を生じる。消極的な桃源郷は、現実には何の力も持ち得ないが、人間の精神に大きな慰めを与え得る。映画『千と千尋の神隠し』主題歌の歌詞

「海の彼方には　もう探さない　輝くものは　いつもここに　わたしのなかに　みつけられたから」

を、『桃花源記』の良い注釈として引用している。

ご覧下さい、今日のおどろきと黄金桃の私たちの桃園です。

昨年は剪定を果樹園並みにして失敗しました。

思い切った剪定をしたら花が少ない分、受粉するように花粉をつけなくてはいけなかったのでしょう。

その作業をしない桃園では、それなりに花を残さなくてはいけないのだと気づきました。

昨年の開花期の霜害も原因の一つと思われますが、今年はそういう自然の害にあっても実を結ぶよう多めに枝を残しました。

花も摘まないし花粉もつけないで見守ります。

消極的な桃園です。いえ単に手抜きなだけ・・

千と千尋の神隠し　テーマ曲は↑こちらから