1735119 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

くれーじーくえいる ぶろぐ

くれーじーくえいる ぶろぐ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008.02.10
XML
 前回の記事で触れた仮面ライダー電王&キバのDVD企画ですが、反響の大きさから急遽映画化が決定したそうです。タイトルは『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』(金田治監督)で、4月12日公開とのこと。平成仮面ライダーシリーズで続編が制作されるのも初めてなら(『アギト』は当初『クウガ』の続編という位置付けだったが諸般の事情でオミット)、映画が2度作られるのもこれが初めてです。そんなに電王って反響大きかったんでしょうか。
 映画の詳細はまだ不明ですが、東映TV公式サイトの電王公式ページには何やらコートとかスーツとか纏って銃器を手にした如何にも刑事風のモモタロスの画像や、ゼロノスカードを手にした笑顔の侑斗(中村優一)、ウラタロス憑依モードの良太郎(佐藤健)と謎の男性(紅渡役の瀬戸康史ではなさそう)のツーショット、引っ繰り返った車とピンクのラビットイマジン&ホースファンガイアらしき怪人という気になる画像が・・・夏の劇場版は例によって放置した管理人ですが、今回はどうしようかなぁ。
 何はともあれ、今週のキバは昼勤中のため録画でチェック。

【第3話  英雄・パーフェクトハンター】

 朝の紅邸で元気に朝風呂を堪能したキバットバットIII世。玄関のベルが鳴っているのに気付くが、工房でバイオリン作りに没頭する渡は相手にしようとしない。だが、あまりに何度も鳴らされるのでたまりかねて表に出ると、相手は新聞の勧誘員だった。危うく相手に押し切られて契約させられそうになったが、駆け付けた静かが勧誘員を追い払った。これまでにも新聞を5紙も取ってしまっているらしい・・・気弱な自分を変えたいという渡を鍛えるべく、静香はテーブルのお礼に行こうと渡を連れ出す。
 一方、嶋はトレーニングジムで恵から再びキバが現れたとの報告を受けていた。キバは人類にとってファンガイア以上の強敵になると考えているらしい嶋は、その時には名護啓介をキバにぶつけるまでと言うが、恵は名護には荷が重いと言う。それを「相変わらず名護君のことが嫌いなようだな」と嶋に指摘され、恵は拗ね気味に出て行く・・・

 静香と共に『カフェ・マル・ダムール』を訪ねた渡は、以前もらったテーブルのお礼にとマスターの木戸に菓子箱を手渡そうとするが相変わらずのしどろもどろぶり。そんな姿をカウンター席で拗ねていた恵が冷やかすが、店の愛犬に近付かれて思わず悲鳴を上げる。愛犬がすんなりと渡に懐いたのを見た木戸は、気難しく人の好き嫌いが激しいこの犬がすぐに懐いたのは君で二人目だと言い、渡に名前を尋ねるが、姓が紅と聞いて何やら微妙な表情を浮かべる・・・
 どんな風に変わりたいのかと恵に問われた渡は、父みたいな人になりたいと答える。母曰く、父は心清く誠実、真面目で曲がったことが大嫌いな純粋な人だったという。渡の父の名は紅音也。だが、それを聞いた木戸はまた微妙な顔を・・・

 1986年のとある街角。ウィンドーショッピングを楽しむヤクザ風の男女のカップルにキザな台詞を吐きながら音也が声をかける。突っかかってきた男を軽やかにあしらう音也にすっかりメロメロになる女性。だが、音也は別の美女が通りかかるとすぐにそちらにも声をかけようとする。そこへ、音也に奪われたファンガイアスレイヤーを取り返すべくゆりが現れるが、音也はいつもの調子で彼女にも言い寄ろうとする。と、そこへ突然モスファンガイアが襲ってきた! 音也は咄嗟にゆりのスレイヤーを振るってモスファンガイアに痛撃を食らわすが、隙を突かれて逆に捕まってしまう。ゆりは捕まった彼の手からスレイヤーを取り返してムチに変えてファンガイアに一撃、モスファンガイアは爆発性のある鱗粉を撒き散らして姿をくらます。と、その様子をビルの屋上から嶋が密かに窺っていた。
『カフェ・マル・ダムール』でゆりと落ち合った嶋はゆりに音也の身辺調査を命じる。先程のファンガイアの戦いを見た嶋は、彼にファンガイアハンターの素質を見たのか、組織へのスカウトを考えているらしい。ゆりは私生活に問題があると反対するが、少々型破りな方が頼もしいと嶋は気にも留めない・・・

 2008年の紅邸。再び来客を告げるチャイムに、また新聞の勧誘かと思った渡は今度こそ断ろうとするが、そこにいたのは夏川綾という女性弁護士。彼女が持参してきたのは、22年前に渡の父・紅音也によって被害を受けたという人々の大量のリスト。法的には時効だが、夏川は道義的な問題だと言い、音也が何をしたのかは自分で確かめたらいいと告げる。
 早速音也の被害者だという人々を探して回る渡と静香だったが、そこで明らかになったのは22年前の音也のあまりにも破天荒な行状の数々・・・・・・あるラーメン屋台のオヤジ曰く、彼はバブル経済の中株で一夜にして大金持ちとなったが、あるクラブで大勢の女性を侍らせる音也と出会い、彼の口車に乗ってあちこちのクラブを買収したものの、店はあっさり潰れて男は破産したという。また、別のある男は、実業家としてラスベガスのカジノを買収する大きな賭に打って出たものの、そこへ客として現れた音也はルーレットで大負けしたにも関わらず自慢のバイオリンの腕を披露して「俺の演奏は1曲10億ドルだ!」と豪語して負けを踏み倒し、結局男は店を失い妻にも逃げられたとか・・・
 今まで抱いてきた自分の中の父のイメージと現実の父の落差に絶句する渡。そんな彼に夏川は、音也が一つでも良いことをしていたとわかればこれまでの罪は許すと言うが・・・

 所変わって、何やら日本とドイツが混在した怪しげな金融会社。そこでこれまた怪しげな取引の電話をしているドイツ人の大男の社長。そこへ一人の部下がコーヒーを持ってくるが、彼は唐突に社長のスーツのボタンを毟り取る。「これは記念です、私が貴方を捕まえる記念。貴方の首には50万ドルの償金がかかっている」どうやら青年の正体はバウンティハンター(賞金稼ぎ)らしい。慌てた社長は子分たちをけしかけるがあっさり蹴散らされ、社長は竹刀を手に逃走する。
 通りを歩く渡と静香だが、もっと調べてみようという静香にも渡はただ落ち込むばかり。と、そこへ先程のドイツ人社長が走ってきて、いきなり静香を捕まえて人質にしようとする。だが、そこへ駆け付けた賞金稼ぎの青年がすぐさま静香を助け、社長の竹刀を奪って逆に滅多打ちにして叩きのめした。青年は駆け付けた警官たちに社長を引き渡すと、賞金は恵まれない子供たちのために寄付してほしいと言い残して颯爽と去っていく。
 一部始終を目の当たりにした渡は、彼の姿に自分の父の理想像を見たのか思わず後を追って呼び止める。青年は『カフェ・マル・ダムール』にいつもいるので気が向いたら来なさいと言い残して去る。彼もあのカフェの常連らしい・・・

 そんな中、競技場のトラックを走っていた男性を突如空から現れたモスファンガイアが襲った! そこへ駆け付けた恵が攻撃を仕掛ける。一方、紅邸でもそれに呼応して"ブラッディ・ローズ"が唸り、同時に同じく気配を感じた渡は飛んできたキバットと共に静香を置いて走り出す。
 恵はモスファンガイアに追い詰められそうになるが、そこへ渡が駆け付けてキバに変身! キバは激闘を繰り広げ、モスファンガイアの空中キックを受け止めてジャイアントスイングで豪快に投げ飛ばし、さらにマウントを取って殴り付けようとするが、急に音也への人々の恨み節を思い出して動きが止まってしまい、その隙にモスファンガイアに鱗粉を浴びせられて逃げられてしまう・・・
 競技場内でダメージを負って座り込んでしまった恵の前に現れる一人の青年、それは先程の賞金稼ぎだった。「立ちなさい、戦士は倒れちゃいけない」と恵に告げるその男こそ名護啓介だった。恵の手負いぶりから、名護はファンガイアが逃げたこととキバの出現を察する・・・
 一方、キバもファンガイアを見つけられず変身解除。渡はキバットにも構わず何やら辛そうな様子で一人走り去ってしまう・・・

 暗い部屋の中で、これまでに集めた数々のボタンを通した紐を手に名護は静かな闘志を燃やす・・・「キバ、おまえのボタンはいらない・・・命を貰う!」


□□□□□□

 冒頭のキバットバットIII世の蘊蓄、今回はバイオリンの原型を作ったといわれるイタリアのガスパロ・ダ・サロ(ガスパロ・ディ・ベルトロッティ)。調べてみると16世紀のバイオリンの創生期に活躍した職人の一人のようです。キバット曰く名もない木彫り職人だったそうですが、果たして紅渡は偉大な父を超えてそんなバイオリンの職人の歴史に名を残せるのか・・・
 ・・・が、今回はそんな渡の中の父・音也の素晴らしいイメージが完膚無きまでにぶち壊されるエピソードでした(笑)
 父親について心清く誠実、真面目で曲がったことが大嫌いで純粋と母親から聞かされてきた渡でしたが、突如現れた女性弁護士に促されて調べて回った父・音也の姿は、様々な形で人に迷惑をかけてきた破天荒キャラ・・・母親の言葉はいわゆる惚れた欲目ってやつ?(爆)しかし、今回音也のせいで人生がダメになったと言っていたオヤジ二人ですが、よく見てみれば内容自体は確かに音也がきっかけではあるでしょうが別段彼が責を負うべき話でもなさそうな(笑)
 渡から音也の名を聞いて何やら微妙な顔をしていたカフェのマスター木戸ですが、単に音也の破天荒な行状を知っているからなのか、それとも何か別の理由があるのか・・・?

 まぁもっとも、1986年での音也は女性と見るや独身だろうが売約済だろうが手当たり次第に声をかけまくるイタいまでのナンパ野郎だったようですが(苦笑)しかし、ファンガイアと戦うときは何故か別人のように真剣な表情を見せます。嶋はそんな彼にファンガイアハンター候補として目を付けたようで、これが今の所最悪な音也とゆりの関係に何らかの変化をもたらすことになるのか・・・ああそういえば、件のオヤジ二人の回想で音也が侍らせてる女性の中にしっかりゆりが紛れ込んで呆れてましたね(笑)
 ゆりといえば、カフェの愛犬に近寄られてビックリしていた恵。犬嫌いも母親の遺伝みたいですね(苦笑)しかし、相変わらずファンガイアには全然歯が立っていない・・・「名護にはキバは荷が重い。私がやる」とか言っておきながら当の自分がその体たらくじゃ示しが付かないだろう(爆)

 さて、今回はそのもう一人のファンガイアハンター・名護啓介が登場。表の顔は名うての賞金稼ぎで、警察にもその名を知られる存在のようですが、ちなみに日本では賞金稼ぎは公的な制度としては存在しません(特定の指名手配犯に対する捜査特別報奨金制度はある)格闘の腕はかなりのようですが、ファンガイアハンターとしてはどんな戦いぶりを見せるのか。しかし、「正義の味方と呼びなさい」って衛宮士郎かい(笑)
 名護は何故かキバに対してやたら敵愾心を抱いているようですが、そのキバの正体である渡には尊敬すべき存在となっていくようで、対立する両者がそうと知らず付き合うという定番の展開が今後どうなっていくのか気になります。また、未確認情報では名護は『キバ』における第2のライダーとなるようで、次回予告でも"ライダーシステム"という言葉が出てきていますが、キバとは関連性のない現代のテクノロジーで作られた代物になるのかな?(『アギト』のG3みたいに)

 今回の敵は蛾がモチーフのモスファンガイア。今までと違い人間体が登場せず、1986年でも現在でも唐突に現れてましたが、この正体も次回のオチなんでしょうかね? まさか例の女性弁護士がモスファンガイアの人間体とかいう捻りのないオチ?(笑)でも見た感じ女性的なデザインっぽいしなぁ・・・


 まだ3話終わったばかりですが、管理人の印象としてはどうもまだ盛り上がりに欠ける感のあるキバ。これも良くも悪くもアクの強い井上敏樹カラー全開だからでしょうか。いつどの辺で爆発して面白くなってくれるか、もうしばらく睥睨してみようと思います(^^ゞ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.05.18 09:06:45
コメント(0) | コメントを書く
[血の薔薇の記憶/キバ関連(終)] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


PR

Profile

ブラック・タロン

ブラック・タロン

Calendar

Category

Recent Posts

Comments

名無し@ Re[2]:ファイル43/風の名はアムネジア(02/10) ブラック・タロンさんへ 全く何も分からな…
坂東太郎G@ Re:コッペパンの思ひ出(07/13) 今回こちらのtitleです。 もしよろしかっ…
名無し@ Re:ファイル30/身の程知らずの挽歌(11/01) マーサの名前がナタリーに変わったのは「…
背番号のないエース0829@ デパート 「沖縄りうぼう・SNOOPY」に、上記の内容…
uraevmor@ cheap viagra iq ej viagra generic viagra pills <a hre…
mrxpfmor@ cheap viagra cz pt buy viagra buy viagra <a href=&quo…
vyhczmor@ viagra online kl xx cheap viagra buy viagra <a href=&q…
cvbgkmor@ buy viagra xc kv viagra 100mg viagra online <a href…
btewdmor@ viagra generic zz rm viagra online cheap viagra <a href…
http://buycialisky.com/@ Re:PLUTO広告キタ━━━(・∀・)━━━!!!!(03/31) melange cialis and viagracialis v viagr…

Archives

2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08

© Rakuten Group, Inc.