herb tea
駐車場横のレモンバーム、初夏の陽を浴びますます元気に生長しています。そして何故か、植えた記憶の無いジャガイモ、長芋も6月の風に爽やかになびいています(笑)。先日、風邪を引きかけたのか悪寒に襲われまして毛布2枚、厚い掛布団、湯たんぽまで取り出し暖かくして眠ったわけではありますが、その前に熱いレモンバームのお茶をいただいたのですね。何しろ「抗菌作用」抜群のレモンバーム。飲んでる端から汗が出てきました。・・・おかげさまで 翌朝、あんなに痛かった喉も治りすっかり元気に。市販の風邪薬が飲めない私にとりまして本当に有難いお茶ではあります。このレモンバーム実は、ハーブに目覚めるきっかけでもあるのですね。ずいぶん前の日記にも書いていることですが以前住んでいた家の庭にこのレモンバームの苗を植えたままその後、その存在をすっかり忘れ去っていたのです。数か月後、当時まだ小さかった娘が「まんま、まんま」と呟きながら庭の片隅に近づいて行きなんだろうと思い あとをついていきますと、そこにはレモンバームの群生が。いつしか大きく生長し、辺り一面にレモンの良い香りを漂わせていたのです。これにはびっくりしました。改めてハーブの持つ生命力の強さ、その香りの良さに惹かれたのでした。そしてその数年後、今度はカモミールによってさらにハーブの魅力を知ることとなります。岡本のフロイン堂に食パンを受け取りに行きその帰り、神戸ハーブガーデンに寄ってみたのですね。ロープウェイに乗り、神戸の街並みを眼下に見下ろしつつ広い広いハーブガーデンへ。ガーデン内を散策したのち喫茶室にてカモミールティーをお願いしたのです。当時、カモミールについての知識は全くなくただ何となく、という理由でオーダーしてみたのでした。・・・とても美味しく、仄かに林檎の香り。と同時に、汗がどんどん出てきましてその日はかなり肌寒かったのに身体が芯からあたたかくなったのです。こ、これはどうしたことだ!と思い帰宅してすぐにカモミールについて調べてみましたところカモミールには発汗作用があるとのこと、摂取して、すぐに効果の出てくるところなどハーブってまるでお薬みたいだ・・・と思いました。それからはレモンバーム・カモミールをはじめとしましてミント、オレガノ、ラベンダー、ローズマリーなど多くの品種を育て始めました。ハーブはその生命力の強さゆえ、ほとんど手がかかりません。こぼれ種・地下茎にて次々に仲間をふやしていきます。花壇の顔ぶれは少しずつ変わっていくのでしょうけれどこれからもハーブとの暮らしを大切にしてゆけたらと思います。