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2007.09.02
カテゴリ：コミュニケーション
 ９／１産経のコラム「断」で評論家 呉智英さんがタイトル「難読名と偏差値」で 「暴走万葉仮名」と新語を作っていたのでこれに感心して目を通した。 コラムは冒頭、「自分のことではない、ほかのの誰かと思って」と、 ことわりが入っている。 産経はこのまえにも【主張】名前と漢字 公共財を棄損する「感字」 で批判的な論説を掲載していた。 誕生した女の子の名前を「稀星」と書いて「きらら」の読み方で 出生届をしたことへの論説。 実は私の名前も苗字・名前ともに小学生の頃からまともに読まれたことは一度もない。 おかげで社会人になってからの営業職で名前は一回会っただけで覚えてもらえた。 また、社会保険庁の名寄せの問題でも私は全く問題ないと思っている。 命名についての親御さんの思惑は「世は名前につれ、名前は世につれ」で、 東京オリンピックが開催されたころは「五輪」と名前をつけた方の事が 物議をかもしていた。 ２５年位前、勤務先で新しく入社した女性の名前が「美香」。 本人も周りもおばーさんになったとき「ミカ」なんて将来恥ずかしい思いを するかも？なんて言っていたが、いまではそんなことはないと思う。 また、私の母の名前は「ミサ」。田舎くさいと感じていたが、 同じ名前の女優も出てきて、いつしか恥ずかしさ・ダサさは感じなくなっていた。 さて「暴走万葉仮名」が良い命名だと思ったのは勿論、暴走族の族名が 漢字の当て字でよく公共物の壁に落書きされているから。 アホな奴らが多いと思っている私は少しだけこの暴走万葉仮名を感心している。 漢字での「遊び心」を感じる。 いただけないのは「酒鬼薔薇聖斗」。 事件が事件だけにいつまでも、悲惨なことを思いおこしてしまう。 が、漢字発祥の本国より漢字が好きで、ワープロ・ＰＣのおかげで 新たな漢字文化が起きている様に感じる。 私なら暴走万葉仮名ではなく平成万葉仮名と名づける。 ジュンを平成万葉仮名で書けば「儒雲」か「儒運」にしただろうな。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.09.03 02:40:56
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