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カテゴリ:ジュンの回想
まだジュンはそばにいるような気がする。 独りで部屋にいた方が平静である。 人と話をすると思わず嗚咽し、言葉が出ない。 孤独感はむしろ3年前のジュンの大手術で 10日ぐらい入院したときの方が大きい。 昼過ぎ、ジュンを乗せてペットセレモに向かう。 職員の方にあらためて説明を受け、祭壇の前で焼香。 火葬の間、写真が飾られた多くの納骨棚を見学し、 遺族が残したノート(子供達のメモ・画が圧倒的)を 見たり・・・ 変わり果てたジュンの遺骨を骨壺に納め、またお守りにと 求めた骨ペンダントに残った歯や小さな骨を納めた。 動物病院へ死んだ旨とお礼の電話を入れ、鈴木さん宅に向かう。 ジュンの先輩、ドンちゃんが出迎えてくれる。 当年16歳。 「ドン」という名の由来は飼い主のお母さんがクリスチャンだから。 白内障と耳が遠くなっている。が、元気。 「骨壺は?」と言われ、運び込んで線香をあげていただいた。 横は私が言い出して、初めて野島に潮干狩りしたときの写真。 ジュンが鈴木さんの前に陣取っている。 鈴木夫人は今日は勤務で不在。 それでも私の事を気遣っていただいていることはひたすら感謝。 2時間ほど滞在してジュンと一緒に帰宅した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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