胡軫(くどい)
ミツオーです。目の周りがひどく痛い。
さて、そんなわけで、胡軫が吉川英治の三国志に出てくるかどうか、探してみたのでした。
ネット検索で得た情報によると、胡軫は実在の人物で、董卓やその配下の武将・華雄に縁があるらしい。
ということで、華雄登場の場面を読んでみれば胡軫も出てくるかもしれんと、吉川英治三国志第一巻後半を飛ばし読み。
いました。
にわかに権力を握った董卓を、朝廷をないがしろにする逆賊として討つべく、広く各地の有力者が連合軍を組み、袁紹を盟主に軍をおこす、という場面。
いわゆるシ水関(シの字が変換できん。何かをコピペすればよかった)の戦いですな。
三国志の有名キャラ、曹操とか劉備玄徳とかは連合軍側。
迎え撃つ董卓軍の大将は呂布です。三国志中の最強キャラです。
この呂布が、連合軍中の孫堅(孫権の父)軍相手に派遣する武将が華雄で、そのまたさらに副将格として、やっと胡軫の名前が出てきました。ふう。
吉川英治三国志では、胡軫の出番はわずかです。っつか、あっという間。
呂布に派遣された華雄に、さらに派遣された胡軫。
孫堅など一ひねりにしてくれる!とか息巻いて出てくるんですが、孫堅軍の程普(三国志的にはけっこう大物です。けど…謀将のイメージなんだけどな)の投げた槍に串刺しにされ、即死。出番終了です。早!
ううん、これだけの出番のキャラを、いくら中学生時代に三国志熟読したからとて、覚えてるとは思えないんですが…しかし軫の字に見覚えがあったのも事実。
んでもって、この文字は他の何に使用されてるか不明でして。
まあいいや。
とにかくもう覚えたぞ。
これを我慢して読んでくださった方も(…いるのか?)覚えましたね?
徽軫賞は「ことじしょう」で、徽は徽宗の徽、軫は胡軫の軫。
胡軫は吉川英治三国志では出てきてすぐ退場しちゃうキャラ。
どうでもよろしいが、この文を書いているケータイ端末、軫の文字は「しん」変換で出せるんですが、徽は「き」で変換しようとしても候補にない。
逵はあるのにな。逵なんてあなた、黒旋風の李逵(水滸伝)以外に使うんかね?
世間的に李逵の名前は変換できないと困るって人が多いのかな(…んなわけない)。