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テーマ:ニュース(99609)
カテゴリ:経済・社会・企業
総務省が郵便料金の値上げ方針を発表しました。 手紙とはがきの料金が値上げされる見込みです。 2024年秋頃に25g以下の封書(定型郵便物)を、現在の84円から110円に、50g以下も94円から110円に値上げします。 重量によって料金体系が分かれていた区分を、1区分に統合します。 重さに応じて分ける2つの料金区分を統一するのは初めてになります。 手紙の郵便料金は、消費税の引き上げに伴う改定を除き、1994年以来据え置かれていました。 これが実施されれば、30年振りの値上げとなります。 はがきも従来の63円を85円に値上げする方針です。 2017年に23年ぶりに値上げされていますが、今回再び値上げとなります。 値上げの理由としては、昨今の輸送コストの高騰に加え、各種手続きのデジタル化による郵便物の減少を挙げています。 国内郵便は2001年の262億通をピークに、2022年には144億通と約45%減少しています。 日本郵便の郵便事業は、2023年3月期は民営化以降、初めての営業損失となっています。 本業で赤字という状況です。 確かに、郵便を利用する機会はめっきり減りました。 仕事でも請求書の郵送なども、ずいぶん少なくなりました。 土曜日は、郵便の配達もなくなりました。 年賀状も数年前から出さなくなりました。 やり取りは手紙やはがきからメールになり、現在ではLINEなどのSNSが主流です。 私は小中学生の頃に切手収集をしていましたが、その頃の封書の定形郵便は50円、はがきは20円でした。 50円切手の図柄は観音菩薩像、20円切手は松でした。 記念切手なども、発売日に買いに行っていました。 あの頃から40年以上経過していますので、郵便を取り巻く環境が変わってしまったのは仕方ないことだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年12月25日 18時25分18秒
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