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テーマ:ニュース(99475)
カテゴリ:流通・小売業
ドラッグストア売上首位のウエルシアホールディングスと、2位のツルハホールディングスが、経営統合に向けて調整に入ったという報道がありました。 久し振りのビッグニュースです。 イオンはウエルシアに50%超を出資しているのみでなく、ツルハ株も13.59%保有しています。 最終的にオアシスの株主提案は否決されましたが、ツルハはダメージを受けたと思われます。 これが実現すると、イオンはツルハを持分法適用対象会社とすることとなります。 統合が実現すれば、売上高2兆円規模の巨大連合が誕生することになります。 イオンが関係する子会社以外の2社に、オアシスが株主提案を出しているのは、単なる偶然とは考えにくいと、個人的には思います。 アメリカのドラッグストアは同じような状況で、1位のCVSヘルスは3,226億ドル(約48兆円)、2位のウォルグリーンブーツアライアンスは1,327億ドル(約20兆円)と、2倍を超える状況です。 また、東証はウエルシアとツルハについて注意喚起を行いました。 「経営統合に関する不明確な情報が生じているため」としています。 ドラッグストア業界の再編が、いよいよ加速していきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月27日 18時25分02秒
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