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家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

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坂本七郎 プロフィール


家庭学習コンサルタント
ドリームエデュケーション代表
オンライン家庭教師「まなぶてらす」主宰

1977年生まれ。群馬県太田市出身。

塾講師や家庭教師など5000人以上の学習指導の経験から「家庭学習」こそが学力アップのカギであることを確信。
全国の小・中学生とその保護者に、中学受験・高校受験に向けた家庭学習のアドバイス、親子の関わり方について教えている。

また、受験や習い事など各分野のプロから自由に学べるオンライン専門の家庭教師「まなぶてらす」を運営。24時間365日、世界中どこからでも質の高い教育が受けられる環境を整えている。

主な著書に、ナツメ社から『マンガでわかる!中学生からの最強の勉強法』、大和出版から『小学生のための「家庭学習」の教科書』『小学漢字1026が5時間で覚えられる問題集』、『出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集』、『漢字が好きになるドリル』シリーズ(いずれも大和出版)などがある。

ドリームエデュケーションHP

オンライン家庭教師まなぶてらす

坂本七郎への問合せはこちら

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2009/06/18
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カテゴリ:計画力の育て方


「もうすぐテスト!」


そんなお子さんも多いと思います。



そこで今日は、目標の立て方について

目標を達成できる子・できない子の違い

についてアドバイスをしたいと思います。



小中学生の子どもたちに

次回テストの目標を書いてもらうと、

次のような目標を立てる子が多いんです。



「全教科80点以上をとる!」

「5教科合計400点を達成する!」



しかし、このような目標を立てて

そのとおりに勉強をしても

なかなかその目標を達成することはできません。



もちろん、目標を立てることは素晴らしいことですし、

それに向けて努力をすることは尊いことです。


しかし、現実には

目標を実現できない場合が多い。



なぜ?

どこに問題があるのでしょうか?



実は、これ。


「目標に対する考え方」に

達成できるかどうかのカギが隠されているのです。




先ほどの目標で言うのならば、


ほとんどの子は、

「各教科80点以上」を目標にすると、

“80点をとるための勉強”しかしません。


また、「5教科合計400点以上」であれば、

400点÷5教科=80点と頭の中で算盤をはじき、

“各教科80点をとるための勉強”となってしまいます。



これでは、少しでもケアレスミスがあれば

目標を達成することはできません。




目標を実現できる子というのは、

必ず、ちょっと上のレベルの目標を

自分の内側に持っているものです。




「各教科80点以上をとる」と目標設定したとしても、

自分の中では85点や90点をとるつもりで勉強をする。



「合計400点以上をとる」と公言していても

自分の中では430点くらいをとるつもりで計画を立てる。



これは、聞けば当り前のように思うかもしれませんが、

目標を達成するための非常に重要な考え方なのです。



しかし、現実問題、

ほとんどの子は、このことを意識せず

目標を80点に定めたら、

80点分の勉強しかしないのです。



だから、目標を達成できないのです。



自分が立てた目標に対して、

プラスアルファの目標を自分の頭の中に持っておく。


これが目標達成のコツです。



もし今後、あなたがお子さんから

テストの目標点を聞いたら、

この話しをしてあげてください。



それだけで、

目標達成する可能性がぐんと上がります。



【目標+アルファ】を設定する。



ぜひ、覚えておいてくださいね。




坂本より



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Last updated  2009/06/18 11:15:16 AM
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