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カテゴリ:やる気の高め方
―――――――――――――――――――――――――― ■子どもの成績を押し上げるもの ―――――――――――――――――――――――――― 「私にはできない」「どうせ無理だ」 「やっても分からないし・・・」 メンタル面が原因で机に向かう気持ちになれない。 勉強をしなきゃと思っていても、なかなかできない。 こうしたネガティブな感情をもつ子は多いです。 この状態から、子どもの自信を高め、 成績を伸ばしていくには何が必要だと思いますか? ――成功体験。 多くの人はそう答えます。 一度、よい点が取れれば、 自信を持てるようになるから、自分から勉強をするようになる。 勉強に対しても前向きになれる。 ・・・だから、成功体験が必要だ。 私もこの意見に対し、反対するつもりはありません。 「基本的には」これは正しいと思っています。 たとえば「さかあがり」を例に考えてみても 一回でもできてしまえば、その後はスイスイ できるようになりますよね。 一度、うまくいくやり方を覚えれば あとはカンタンにできるようになる。 だから、成功体験が必要。 その考え方、よくわかります。 しかし。 学校の勉強について、このことを さらに深掘りして考えていくと、 話しはそう単純でないことに気づきます。 一度よい成績を取っただけでは ちょっとパンチが弱いのです。 それだけでは、本当の自信になりません。 勉強が好きになることもありません。 私が考える、勉強における「成功体験」は、 2つあると見ています。 ひとつは、 「自分の苦手とする分野(教科)を克服できたとき」。 これは一般的に考えられている「成功体験」に 近いニュアンスです。 テストの合計点ではじめて●●点を超えた。 といったものも、ここに含まれます。 そして、もうひとつ。 私がより重要であると考える成功体験。 それが、 「他との比較」です。 他の友達とくらべて、相対的に よい成績が取れたと実感できたとき。 その時、子どもは本当の自信を獲得するのです。 ではなぜ「他との比較」が必要なのか? それは、次のケースを考えてみればすぐに分かります。 先ほどのさかあがりでいえば、 自分がさかあがりができた(成功体験)としても、 まわりの友達がすでに皆できているのであればどうでしょう? そんなにうれしくありませんよね。 むしろ、安堵感の方がつよいのではないでしょうか。 本当の自信につながるのは、 まわりの友達がまだできない段階で、 自分ができるようになったとき。 そのときはじめて自分は運動神経がいいんだ (じつは勉強ができるんだ)と実感できるのです。 こう考えると、勉強における成功体験というのは、 苦手なものを、人並みレベルにできるように なっただけでは足りないことが分かります。 成績が上がった、という事実だけでは その子の自信につながりにくい。 本当の自信というのは、 苦手なものを、人並み以上にできるようになったとき。 そのときはじめて獲得できるものなのです。 では。 この真の成功体験をわが子に経験させるためには どうすればよいか。 もっとも手っ取り早い方法は、 ある苦手分野を、他より優れたレベルにまで 一気に引き上げてしまうことです。 夏休みは、お子さんに本当の自信を与える 大きなチャンス期間ともいえます。 「じつは、おれってやればできるのかも・・・」 「わたし、みんなができなかった問題ができたんだよ!」 夏休み、お子さんの学力を入試レベルまで 引き上げる教材がここにあります。 ■弱点克服シリーズ第二弾「速さ」DVD完全マスター版 http://wakaruhayasa.com/senkouyoyaku.html 最後まで読んでくれてありがとうございます。 坂本七郎より <お知らせ> 先日、朝日小学生新聞さんから「夏休みの学習計画」 についての取材を受けました。 その記事が、こんどの月曜日、7月25日の一面トップに、 掲載される予定とのこと。 朝日小学生新聞を購読しているご家庭は 来週月曜日の紙面をチェックしてみてくださいね。 追伸: 第二弾が今回発売されたことにより、 第一弾「割合と比」もいっしょに購入したい という問い合わせをいただくようになりました。 第一弾は、「割合と比」がテーマの中心で おもに、百分率を使った売買の問題、食塩水の文章問題、 比の基本などを学びます。 現在、こちらは代引き手数料無料で配送していますが、 来週より、第二弾に合わせて、有料にしようと思っています。 夏休みに「割合と比」を学びたいという場合は こちらからお申し込みください。 → http://www.wariai.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/07/22 12:13:03 AM
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