地を這う虫

12月中旬に高校時代の友人、知人10人ほどが集まる忘年会が予定されています。この忘年会の開催日に都合が合わなくて参加できない中学時代からの友人（男子）から一ヶ月以上前に直電があり、

「前回の飲み会の際も顔だけ出してすぐに帰ったので、今回の忘年会にはぜひ参加したかったんやけど、どうしても都合が合わないんや。前回飲み会ですぐに帰ったのは、翌日に◯◯医大で治療（検査だったかも？）を受けるので酒は飲めなかったんや。実はな～～～、俺は◯◯◯癌なんや。発見が早かったから◯◯医大で□□治療を継続的にうければ、生存率△△パーセント以上で特別心配するほどのもんでもないんや。だけど、12月の忘年会に参加できないとニ年連続で皆の顔を見ないことになる・・・etc etc。どっかで一度酒でも飲まんか。俺はリタイア済みやから時間はなんぼでもある。◯◯医大に行くときはアカンけどな。」

てな話。

「わかった。んじゃ、忘年会とは別に小規模飲み会をセットしてくれるよう◯◯◯に頼んでみるわ。男子（笑）はお前と俺、女子（笑）は幹事役の◯◯◯ともう一人か二人でええやろ？」

「それで頼むわ」

という話になり、◯◯◯にスケジュール調整と女子確保を頼みますた。私の希望はこう伝えますた。「女子は元美人ＪＫのＸさんかＹさんがいいな。この二人にまず声かけてくれ。頼むわ。」

結果、昨日飲み会となり、女子は幹事役の◯◯◯と元美人ＪＫのＸさんの二人、男子二人の計四人です。

甲子園球場近くのビストロで18時集合、会は盛り上がり、店を出たのは22時半ころ。








お開きの前に幹事役から男子二人にお土産？のチョコ提示。カカオ90％？以上のと70％？以上の二種類。友人の男が「俺はカカオ90％以上でないとチョコは食わない」てなこと言ったので、彼にそれを回し私は70％？以下のものをもらって帰りますた。90％?以上のはブラックのパッケージ、私がもらった70%以上のそれはブラウンのパッケージですた。私は90%？以上のが欲しかったが、◯◯◯癌持ちの彼に譲りますたわ（苦笑





お開きの後、幹事役（高校時代の元カノです・・）を自宅マンションまで送っていったこともあって、遠方の自宅に帰りついたのは午前1時前くらいですた。最寄り駅でのタクシー待ちが20人くらいいてなかなかタクシーが来なかったから想定外に遅くなりますた。

で、飲み会の中身は結構ディープですた。いつもの同級生飲み会は8～10人くらいいるので、あまり深い話はしにくいです。今回は気心のしれた四人なので、各人の人生の機微に触れる深い話が色々ありますた。順風満帆の人生を歩んだ人は誰もいません。勿論、私もその一人です（苦笑

人生70年近く生きていると、いろんなことがあるのですなぁ～～～。


【2023/11/25 22:55 追記】

さっきアップした原稿で書き忘れてたことを追記します。

上記の飲み会は高校２年生の時のクラスメイト有志？によるものです。高校三年生になると理系と文系と就職組のクラス分けがあり、私は理系で他の三人は文系です。8組か9組あった中で理系は二組、就職組（たしか全員女子）が一組、残りが文系ですた。理系は二クラスのうち、一組に女子が2名、二組は男子のみだったと記憶します。当時、理学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部を目指す女子は偏差値がそれほど高くない我が母校では少数派ですた。二名いた理系女子はどちらも薬学部に進学しますた。

で、高校二年のときの担任はA先生で世界史の教師でした。そのA先生が三年生では◯組の担任となり、今回の飲み会開催を要望したXX君はA先生が担任でした。だから、二年、三年と同じA先生が担任というわけです。

で、、、

XX君のいた三年◯組が最近同窓会（クラス会）を開催したそうで、担任だったA先生は90歳近い高齢なれどお元気で出席されたとのこと。クラス会当日の写真（画像）を彼のスマホで見せてもらいますたが、年齢の割にはA先生はお元気そうですた。何よりですね。で、XX君がぽろっと語った内容は私にとっては衝撃的でしたね～～～。

XX君　「A先生は今、本の原稿を頑張って書いてるらしい。出版するようなことを先生は言っていたよ」

私　「へえええ～～、お元気でなによりやな。で、その本って世界史の本かえ？」

XX君　「安倍さんを批判する本らしいで」

女子二人　「あべさんって誰？　亡くなった安倍首相のこと？？」

XX君　「もちろん、そうやがな」

私　「絶句・・・」


2004/12/25にアップした記事　　高校教師　　に

>この高校は広島大学教育学部のシマであり、ほとんどの教師が同大卒、又は広大ＯＢの教授の勢力が強い学芸大の卒業生であった。基本的に左系の教師である。

と書いたように左巻き教師が多かった。勿論、そうでない感じの教師もいました。当時、私は左巻き系高校生（苦笑）だったので、世界史教師のA先生から極端な偏向教育を受けた記憶は全くありません。自身が認識・感知できてなかっただけで、実際どうだったかはわかりません。ただ、どの教師もあからさまな左翼賛美教育・発言・誘導は行っていなかったはず。

だけど、A先生は三つ子の魂百まで、って感じで90歳近くになっても「アベガー」に燃えておられるようです（涙

まぁ、そういう反権力志向・思考が執筆意欲をかきたて結果的にお元気で暮らしておられるのなら、それもありかな、と今時点では思っています。A先生って、好きでもないけど嫌いでもない先生だったし・・・。