週末、いつも行くゴルフクラブに行きましたら、
ホールとレストランのスペース両方使って、
盛大な昼食会の準備が進められていました。
このクラブ、夜、結婚式のパーティー会場として使われたり、
20人程度のお誕生日会の会場に使われたりは、よくあるのですが、
150人という、これだけの規模のパーティーは珍しく、
へぇ、なんの集まりだろう・・と見ていたら、
かわいいケーキを用意しているんですね。
どうやら、1歳のお祝いのパーティーらしい。
1歳の子のお誕生日会に、これだけの規模のパーティーをやる・・。
参ったなぁ・・と思いましたね。
先週日曜のNHKの番組「地球アゴラ」で、
パラグアイの日本人学校の先生が、こちらの新規ビジネスを紹介していました。
ほう、パラグアイのこと、やっているじゃない、と見ていたのですが、
最近、子供のお誕生日パーティー専用の、
パーティー会場が、続々と出来ているのだそうですよ。
お菓子の家や船の形をした、子供が喜びそうな建物の中には、
テーマパーク並みに様々な玩具や遊具が備えられ、
飾り付けも料理も企画も全てお任せで、
大人子ども一緒の盛大なパーティーが出来るらしい。
70人ほどのパーティーで、3時間10万円程掛かるそうで、
パラグアイの平均月収の、それは2ヵ月分に相当して、
決して安いものではないけれど、とても繁盛していてのだそうで。
その理由としては、いくつかあって、
一つは子どもをとても大切にする気風があること、
他にテーマパークみたいなものが無く、
こういうことが楽しみになっていること、
人口形成の曲線が、山型になっていて、即ち、
若い世代が断然多い人口形成で、
今後もこういうビジネスが伸びる下地があること・・
などを挙げていましたが、なるほどねぇ・・と感心してしまった。
この国は、家族や親せきや仲間で集まるのが大好きで、
週末の度、大勢で集まっているんですね。
そういう環境だと、誰かしらが子どもの面倒を見てくれるので、
子どもが多くても、母はフツーに仕事も出来てしまう。
もちろん軽く子どもを作ってしまう、という環境は、
十分な教育が行き渡らない、など等の問題も含むわけですが、
少なくとも当分は、少子化問題はなさそうなんです。
少子化は国の衰退に直結しますからね。
日本が参考にすべきヒント、あるよな~・・と
思うんですよね。