「アフリカへ行ってきます。エイズにかかりませんように、
というのは冗談。私は白人です!」とツイートして、
アメリカの大手ネット会社の女性広報部長が解雇されてしまった。
南アメリカに休暇で出かける間際のツィートだったそうです。
彼女のツイッターのフォロワーは約200人と少なかったのに、
ネット上の話題を紹介する専門サイトで取り上げられ、
あっという間に世界中から非難が殺到。
当人は12時間後、ケープタウンの空港に到着したところで
騒ぎを知り、あわてて投稿を削除したが、もう手遅れだった・・とか。
恐ろしい話じゃありませんか。
誰に頼まれたわけでもないのに、
わざわざ自分でポロッと綴った必要もないコメントが、
自分の首を絞めて、人生は狂わすこともあるのですね~。
というか、私は前々から、それなりのポストにある人が、
どうしてそういうリスクのあるツイートを嬉々として続けているのか
不思議で仕方なかったんですね。
わずか140文字で、きちんとした意見を伝えられるわけがなく、
しかも簡単に書いて送信出来てしまう分、
不用意な発言をしてしまう可能性が高い。
そもそも発言に慎重にならなくちゃならない公人までが、
どうしてツィートしているんだろう・・って。
時々、有名人のツイッター覗かせてもらうけれど、
大抵の場合、汚い言葉の応酬じゃないですか。
人は何故ゆえ、ツィートをするのか
寂しいからでしょうか、自分のアイデンティティを確認したいから
フォロワーが多いというのが、快感なんだろうか
少し前も、五体不満足の乙武さんが、
銀座のイタリアンを名指しで非難したと、大炎上してましたっけ。
ほんと、怖いことです。
CNNの記事では、「ツイート」の際心がけたい8項目を挙げています。
1.ツイートを読み返す
2.人種差別発言は即クビ
3.いつまでも匿名ではいられない
4.ツイートは削除できない
5.有名人でなくてもクビになる
6.冗談でもクビになる
7.ダイレクトメッセージとツイートを混同してはいけない
8.自分のツイートをチェックしてくれるアプリを入れる。
そんなことより、私ゃ、
こんなもの、止めておけばいい・・と思いますけどね。