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日本政府は、急激な人口減少に対応するため、 「50年後(2060年代)に人口1億人程度を維持する」 目標を掲げるそうです。そのために、今後、集中的に対策を講じ、 出生率を2,07程度に引き上げるのだとか。
で、対策と言うのは、高齢者に手厚い社会保障の予算を見直して、 子育て世代に重点配分し、産業の新陳代謝をはかり、 70歳まで働ける社会を目指すこと・・らしい。
移民受け入れ促進を入れなかったところは、まあ、評価しますが、 早い話が、高齢者の待遇を悪化させて、財源をねん出します ・・ということですよね。高齢者はその分、もっと働けと。 仕事もないのにね~。 介護も公的施設じゃなくて、家でやれ・・ということですよね。
他方、「女性の社会進出のために扶養控除を無くす」と言っていて、 無理やり女が働かなくてはならない環境を作るつもりらしいけれど、 じゃあ、いったいどうやって、出生率を上げられるつもりかい と、考えてしまうわけですよ。
この記事に対するネットのコメントに、 「女性に対する課題が多すぎない子供は2人以上産めよ。 子育てしながら働けよ。控除は引き下げるが それでも働けよ。 親の年金も年々目減りさせるからな。 そうそう高齢者医療費も値上げしたし 介護が必要になり 金のない親の面倒は自宅でみろよ。 最後に言うがな政策失敗したら国民全員でケツ持てよ! って 馬鹿じゃない(`へ´*)ノ」・・というのがあって、 思わず、笑ってしまいましたよ。 ほんと、何考えてるんだろ。 個人的には、最終的に日本の人口は、今の半分で十分じゃないか、 と思っています。他の国と比べて、日本は国土の割に人口が多すぎる。 だから、道路も狭いし、小さな家にしか住めない。 移行期は、そりゃあ、高齢者ばかりが多くなって、 混乱するでしょうが、長い目で見れば、それが正しい形じゃないか。
でも、当面の日本の活力を考えれば、 そりゃあ、出生率が上がることは、喜ばしいことで、 少子化対策ができるなら、それに越したことはない。 しかし。待機児童を無くす程度のことすら、実現できない今の日本に、 なにが、出来るんでしょ。 我が家のヨメさんですが、職場復帰にあたり、区立の保育園は完全にアウト、 最後の最後になって、やっと、家から遠い認証保育園の席を確保でき、 職場復帰しましたが、同じ育児休暇中の同僚4人のうち、3人もが、 保育園が見つからず、苦労した(している)そうです。 「保育園入園でこんなに苦労をすると、 2人目を産もうという気にはならなくなる」と言っています。
国よ、政治家よ、行政よ、なんとか、せぃじゃないですか。
こうなったら、ジジババ世代が乗り出すしかない。 団塊世代+前後のポスト高齢者世代が、 日本のため、若者世代のため、もう一働き、 みんなで子育て支援に回るしかない・・ と、私は確信しているんですけどね。
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Last updated
2014.05.15 11:15:39
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