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カテゴリ:メディアの話
遠隔操作ウイルス事件で、無罪を主張していた片山祐輔被告。 保釈中に、自作自演で「真犯人」メールを送ったことで足がついて、 真犯人であることを、自ら証明してしまった・・。 有力な弁護士さんや江川詔子さんら有名人の擁護があって、 もしかしたら「無罪」になるかもしれなかったのに、 バカですね~・・というしかない。
いい面の皮は、「片山被告にはどこから切っても犯人らしさがない」 「無実は揺るがない」と大見得切っていた、弁護士さんで。 百戦錬磨の弁護士でも、ころりと騙されてしまうんですね~。
今朝のTV朝日の「モーニングバード」でも、 司会者やレポーターが、バツの悪そうなコメントしていました。 番組を見てきていないので推測ですが、この番組、 官僚といえば、叩くもの・・と決め込んでいるところがあるから、 きっとこの事件も、片山容疑者援護で構成して、警察叩きしていたんでしょうね。
今となっては、後出しジャンケン的ですが、 テレビの映像から見る片山容疑者って、なんか、 見るからにフツーじゃない空気をフンプンと醸し出していて、 私には「要注意」人物だなぁ・・とそんな印象だったです。 マスコミや敏腕弁護士さんが、彼擁護にみごとにはまったのは、 その前の「4人の誤認逮捕」という警察のミスが、 大きく影響しているのでありましょう。 そう言う点の、メディアの思い込みの極端さ、 振り子の揺れの大きすぎる所・・って、危険だなぁ、と思いますね。 ところで、大いに恥をかいた形の佐藤弁護士。 スマホを掘り返した捜査員の判断を「すばらしい勘だ」と称賛し、 「完全にだまされたということにはなる」と素直に認め、 「真犯人メールがなかったら、かなり自信を持って弁護していた。 (真犯人と)早い段階で明らかになってよかった」と発言するところは、 賢明な回答でありました。 こういう時、下手な言いわけや自己弁護をしてはいけない。
他方、片山容疑者の母親が、 「私は分かっていた」という発言をしているようです。 母ってのは、やっぱり偉大でありますねぇ。
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