|
テーマ:水系ペットのお話(2828)
カテゴリ:***** 生物 *****
誰もが都会の街中で、ふと覚える孤独感。
あれほど多くの人に囲まれながら。 あまりに多くの人がいて、あまりに刺激が多すぎて、 限りない孤独さと、静けさと感じる時。 カウンターイルミネーション。 海中の生物は、光ることでその姿を消す。 自ら発光し、光輝くホタルイカ。 しかし輝くその姿は、海底の外敵からは見えません。 海底から見上げる時、その光る体が、海面からの太陽光に同化するため。 もし光らなければ、その体は太陽光に影を落とし、外敵に狙われる。 よりまぶしい光に消える、光る体。 彼ら彼女らは、消えるために、光り輝く。 カウンターイルミネーション。 都会を歩く人々は、最新モードを身にまとう。 光り輝き、街の光に同化し、消えるため。 空しいほどの孤独感と引き換えに。 誰か教えて欲しい。 都会を歩くあの人々は、 なにから身を守っているのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[***** 生物 *****] カテゴリの最新記事
|