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テーマ:お風呂ライフ(541)
カテゴリ:***** 伝記 *****
古代エジプトプトレマイオス朝最後のファラオ「クレオパトラ」こと、クレオパトラ7世フィロパトル。
絶世の美女で知られる彼女は、毒の効果について数多くの人体実験を繰り返しました。 クレオパトラは、その最期で、エジプトコブラに自らをかませたと伝わります。 クサリヘビを使った説もありましたが、彼女の毒の知識から、その説は否定されています。 エジプトコブラの毒は、神経毒。 安らかに、眠るような死が訪れます。 それに対してクサリヘビの毒は、びらん性の筋肉毒。 かまれた箇所から多量の出血をし、皮膚はただれ、組織も壊死し、激しい痛みをともないます。 血とただれにまみれた、醜いこの毒を、クレオパトラが選ぶはずはありません。 最期まで、美を追及したクレオパトラ。 その知識は、人体実験の結果から得たものでした。 美の追求は、多くの犠牲をともなうもの。 美しいものには、トゲではなく、毒がありました。 【アレクサンドル・カバネル「死刑囚に毒を試すクレオパトラ」1887年】 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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