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カテゴリ:高見彰七
にほんブログ村 享禄山 見徳寺のコンクリート像(モルタル像)、第3回です。 ●高見彰七作品とする理由 2 (紐) 見徳寺の観音像の脚部をご覧ください。 着物前に2本の紐が垂れています。 そして向かって左の紐がやや短くなっています。 では、浄嚴寺の高見観音を見ましょう。 同じく、左が短い2本の紐が垂れています。 これも多くの直立形の高見観音に共通した特徴です。 ●高見彰七作品とする理由 3 (足元) 上記の浄嚴寺の高見観音をもう一度ご覧ください。 多くの石像と同じく、高見観音でも脚が省略されています。 そして向かって左の足元に、謎の「く」の字の表現があります。 直立形,流れ形を問わず高見観音に現れる「く」。 初め、これが何かわかりませんでした。 ここで、古瀬間御嶽神社の高見観音をご覧ください。 これを見る限り、「く」は着物の裾の表現です。 たしかに石仏などでも、似た裾の表現はあります。 そして「く」は、今回の見徳寺の観音像にもあります。 前回の「ハス」、「指」、「腕」、今回の「2本の紐」と「く」。 それらも含めて、私は見徳寺の観音像も確率50%で 高見彰七作品としてリスト登録しました。 【前の記事】 「享禄山 見徳寺の観音様 その1」 【前の記事】 「享禄山 見徳寺の観音様 その2」 ここで突然ですが、 次回は謎のコンクリート像の情報提供を呼びかけます。 高さ3メートル強の巨大コンクリート像と遭遇しました。 高見彰七作品の特徴もありますが、浅野祥雲作品の特徴もあります。 次回、その新発見(?)を公開します。 【 ひんやり涼菓セット 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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