カテゴリ:迷信
私の実家は、母方が歌舞伎の役者の家系だったせいか
迷信だの、縁起かつぎだのが非常に多い。 昔から、役者と職人(特に大工さん)はそういうのを気にするのだそう。 これは結構一般的ではあるけれど、 「夜は爪を切ってはならない」っていうのがある。 どうしても切らなくてはならない時は 「犬のつめ、猫のつめ」と三回唱えてから、 爪を切り終わるまで一言も口をきいてはいけないのだ。 そうしないと「親の死に目に会えない」のだと。 典型的な迷信だね。 これの言われは、昔は夜は電気などがなくて、 ろうそくの灯りの下で爪を切ると、深爪したりして、 ばい菌が入ったりすると、早死にして、 親より先に逝ってしまうから「親の死に目には会えない」…と、 そういう意味だったらしい。 迷信だ…とは思いつつ、 私は子供の頃から、ずっとちゃんと守ってる。 今でも夜に爪が割れたりして、どうしても切らないといけない時は ちゃんとおまじない唱えて、黙って切ってるよ。 でも、一度だけ、小学校の低学年の頃に、 夜遅くにこっそり爪を切ろうと思ったことがある。 夜にしゃべりながら、爪を切れば、親の死に目に会えない。 だから、夜爪を切ってから、ずーっとずーっと親から離れなければ。 学校も休んでずっと一緒にいれば、親は死なない。 そう思ったのだ。 二人の事は私が守ろうと思ってた。 両親も、自分たちが死ななくてすむんだから、 学校なんか行かなくても許してくれるかも…と真剣に思ってた。 いつ、決行しようか迷ってるうちに…大人になったよ。 ←これをぽちっとクリックして頂けるととても嬉しいです。 ←もしよろしければ、こちらも是非。 この他にも妙な迷信がまだまだいっぱいあるよ。 そして、ちゃんと忠実に守ってる。 時々紹介していくね。 みんなも…やるといいよ…一度やると、やめるわけに行かなくなるよ。にやり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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