カテゴリ:盆栽 bonsai
自由奔放に伸びていた、双幹の椿を針金かけの授業で成形しました。 椿などの樹勢の強い花の木は、適切な時期に剪定しないと 花が見られなくなったり、 あるいは懐の芽が減り、 先端ばかり花や葉が茂り間延びします。 もちろんそうさせないのが第一ですが、 ある程度までは針金かけで、樹型を整えることができます。 最初の骨格づくりが大事です。 針金かけは一度かけたからすぐ形ができるものではありません。 早いものでは1ヶ月、半年程度で幹が太り、針金が食い込んで神酒に跡が残ってしまわないよう。 巻いては外し、 休ませてはまた巻く。 毎年の繰り返しで、形を整えていきます。 目標となる形を知るには、 よく、木の声を聞くこと、など言われますが、 そこに至るまではかなりの勉強が必要です。 たくさん実際の盆栽を見ること、 スケッチすること、 実物が近くになければ、写真でも本でもいいので、 スケッチしたり 手持ちの盆栽をよくみて 世話をしていることなどが 木の形を知ることになります。 教室では、基本の樹型を勉強します。しかしマスターするにはやっぱり努力が必要です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.05 11:01:29
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