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2014年10月07日
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カテゴリ:文化・芸術
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▲七輪でメザシやお餅を焼く参加者

 美濃加茂市蜂屋町のみのかも文化の森で7日、四季を食べる講座「コウシンサマと山の講」が行われました。
 この地域では、古くから「講(こう)」という名の付く行事がいくつもあり、有志やそれぞれの集落ごとで信仰しながら神様を祭り、神事を行ったり、会食をしたりしてきました。

 「講」の一つである「コウシンサマ」は、昔から健康長寿を願って行われる民間信仰で、現在も市内各地に庚申塔と呼ばれる石碑を見ることができますが、この行事を行っている地域は、ごくわずかなようです。
 また、もう一つの「講」である「山の講」は、昔から山の神を祭る行事として知られており、大人だけで行うものと、子どもだけで行う「ヤマノコ」と呼ばれる行事があります。現在も市内外の各所で、子ども会が中心となって続けている地域も少なくありません。

 この日は、これらの二つの「講」に共通する料理を、地域の高齢者に聞き取り調査をした内容を基に再現。聞き取り調査などを行った「みのかも伝承料理の会」の指導で市内外から参加した約10人が学びました。
 参加者は、聞き取り調査を基にみのかも伝承料理の会が作成した献立を参考にして、「講」の料理であるである味ごはんやあんころ餅、メザシなど7品を調理していきました。

 また、試食事には、現在も「山の講」を続けており聞き取り調査にも協力いただいた蜂屋町伊瀬の堀部庫市さん(84歳)を招待。堀部さんは、「当元の家に、男性が集まり山の講の会食をする他の地域とは違い、蜂屋町の伊瀬は、家族総出で会食に参加します。一軒の家に、その地区の家族が何十人も集まるから、何回かに分けてやるため当元の家は大変。昔は20件近くが山の講に参加していたが、今では7~8件にまで減少しました」と参加者らに話し、季節の行事を紹介していました。

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▲調理した「講」の料理(左)と、参加者に話をする堀部さん(右)





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最終更新日  2014年10月07日 17時02分16秒


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