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カテゴリ:自然
美濃加茂市山之上町にある山之上小学校で2月16日(木)、熊本県から「竹あかり」活動を日本中に推進している㈱ちかけんプロダクツの三城さんを講師にお招きし、4年生児童を対象とした「竹あかりアートWS」を開催しました。
これは、美濃加茂市が掲げる「里山千年構想」の柱である「里山資源活用」の一環で、里山の整備で発生する伐採木の活用を考え、伐採木の1つである竹の活用の一例として今回「竹あかりアート」を行いました。 竹は山之上町地内から伐採した孟宗竹を使いました。とても太くて重い竹です。この竹は可茂森林組合が里山の整備で伐採し、今回の「竹あかりアートWS」のために山之上小学校まで運んでくださいました。可茂森林組合のみなさん、本当にありがとうございました。
さて、WSは4年生のみなさんの手作りのプログラムで始まりました。とても素敵なプログラムで、講師の三城さんもとても喜んでくれました。4年生のみなさん、ありがとうございます。
「竹あかりアート」では、竹にドリルで穴をあけることから始まります。講師からドリルの使い方をしっかり学んで、グループごとに型紙にあわせたドリルで穴あけを始めました。最初は恐々ドリルを扱っていましたが、みんな慎重に手際よく作業をしてくれました。 午前中の作業で、9本の大きな作品、そして1人ずつオリジナルの模様を作った作品が出来上がりました。みなさん、お疲れ様でした!!
そして、出来上がった作品で、翌日2月17日(金)に山之上町にある「みのかも健康の森」を初めて夜間開放し、管理棟前でロウソクの点灯式を行いました。 作品を作ってくれた4年生のみなさんとご家族、そして地域のみなさん、50人以上が「みのかも健康の森」に集まってくれました。 夜の「みのかも健康の森」は真っ暗で、ロウソクが灯った「竹あかり」はとても幻想的に揺らめいていました。4年生のみなさんの作品は、とても素敵な「竹あかり」になりました。
今後、この「竹あかり」をまちおこしに使って行けたらいいなと思います。 「自分達のまちを地域の竹を使って照らす」ことが出来たらとても素晴らしいですね。 里山の整備で「厄介者」となっている竹が「竹あかり」となって地域のまちを照らしていける作品に生まれ変われるよう、今後も「竹あかりアート」を推進していきたいと思います。
可茂森林組合、山之上小学校4年生のみなさん、そして地域のみなさんのおかげで「竹あかりアートWS」は無事に開催することができました。ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月20日 18時02分29秒
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