カテゴリ:フライのお話
唐突ですが、私はソフトハックルのウェットフライが大好きです。
ボディを巻いて、パートリッジやヘンハックル、クート、ジャック・ドゥなど、柔らかいフェザーをハックリングするだけの毛鉤ですが、実に頼もしい実力を秘めています。 言わずと知れた名鉤『オレンジ&パートリッジ』のレシピは、オレンジ色(オリジナルレシピでは、黄色がかった橙色みたいな色)のシルクフロスでボディを巻き上げ、パートリッジフェザーをパラリと2~3ターン程度ハックリング。 …工程は実に単純明快ですが、このシンプル構造ゆえにごまかしが一切利きません。この名鉤を綺麗に巻き上げるのは意外と難しいものです。 このフライはミッジの季節に沈めてナチュラルに流しても良し、ツンツンと小刻みリトリーブも良し。 更にはわざと厚めにハックルを巻いておいた鉤に、フロータントを施してドライとして使うというのも私のよく使う奥の手です。 ソフトハックル初心者のころ、パートリッジのリアルなまだら模様に興奮し、馬鹿みたいに巻けるだけハックリングした『オレンジ&パートリッジ』をウェットとして沈めようとしていました。 しかし、厚いハックルが抵抗になりうまく沈まず(当然ですよね)「沈め、沈め…」と四苦八苦しながら瀬を流していると『ガボッ』と良いアマゴが飛び出してくれた…というのをきっかけに各種ドライに出ないときの最後の切り札的に使うようになったのです。 最近のお気に入りソフトハックルフライは、ブラックのスレッドで細身にボディを巻き、極細ゴールドワイヤでリビング、仕上げはコック・デ・リオンのヘンハックルを2ターンハックリングというパターンです。 写真の右奥のフライですが、また後日綺麗に写真に撮ってアップロードします。 シーズン中はもちろん、昨日の管理釣り場釣行(多数のライズがあるときなどは、ショートピッチ&ファーストリトリーブのパターンは、かなり美味しい思いができます。)でも使ってBOXがスカスカになってきてるし、そろそろ巻き貯めないとね… (kuni) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ご無沙汰してます。豊岡の大津です。今発表終わって横山大先輩と飲んでます。今冬は生野銀山湖頑張ります。
(Nov 29, 2006 07:39:16 PM)
大津くん書き込みありがとう。発表お疲れ様でした。
銀山湖は以前から気になっていたフィールドなので、釣果報告首を長くして待ってます。 またBROGに遊びにきてくださいな。 (Nov 30, 2006 06:57:44 AM) |
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