ラヨーンの味覚 美味No,1 卵蟹とは?
←ランキング参加中♪にほんブログ村 先回ご紹介したラヨーンの美味しい「卵蟹 ปูไข่ (プーカイ)」について調べてみました ←どんな蟹なのカニ~ 英名 Giant mud crab Serrated Mud Crab, Mangrove Crab, Black Crab, 学名 Scylla serrata タイ通常名 ปูทะเล(プータレー~海の蟹) タイ地方名 ปูดำ(プーダム~黒蟹)など ※卵を持つ雌はปูไข่ (プーカイ~卵蟹)とも呼ぶ 和名 ノコギリ蟹 (特徴)プーダムの甲羅の色は、生息地の自然条件によって緑から黒までと幅があります。サイズは特大クラスでは、甲羅の広さが25cmから38cm、重さは2kgから3kgにもなります。すべすべした平らな甲羅を持ち、特徴として楕円の形をしています。甲羅の中心はH字型に見えるような深い溝になっていて、棘が甲羅の両側に9組と目の間に4個あります。鋭い棘のある大きな鋏が2本あり、成熟した雌のプーダムは甲羅の内側に卵をぎっしりと持っています。雄のプーダムの鋏は更に大きく、腹部のエラ蓋部分は細長い形をしています。一方雌蟹のエラ蓋は平たくて大きく、このような著しく異なる特徴から、雌雄の違いがよく分かります ↑めーぷんぷいに食べられたプーダム、プーカイ~卵蟹さんたち ↑ちなみに上がプーダム、下は日本では馴染みのある「ワタリガニ」です。
(生息地)プーダムはタイ湾とアンダマン湾の、岸辺沿いにヒルキダマシやフタバナヒルキ(*潮間帯に生育するマングローブ樹種のひとつ)の林となっている海岸に豊富に生息しています。木の根っこの下や土の下に穴を掘って住んで、植物や動物の死骸を食料としています。穴の中に好んで住みながら、産卵のため岸辺から50キロメートルも離れた沖まで移動していたこともあったという報告があります
( ปูทะเล プータレーの分類) 蟹属の品種分類というのは、現在はまだ明確化されつつある途上にあります。プーダムの他に、タイでは地域によってめいめいに付けられた名前があります。例えば銅蟹、金蟹、トンラーン蟹、トンローン蟹、緑蟹などと呼ばれ、外部の特徴は非常に似ていますが、甲羅の色によってそれぞれ命名されたものです。これらの蟹は皆、同様にScylla serrataという学名が使用されています。最近ではDNA教育のオーストラリア人科学者による蟹の生物分類学において、 ปูทะเล(プータレー)の分類は更に3種類に増やすことが可能となっています。「Orange mud crab-Scylla olivacea」「Greenmud crab-s paramamosain」 と 「urplemudcrab-S.tranquebarica」です
プーダムは身が甘いだけあって、大変人気のある食料です。特にお腹に卵がぎっしり詰まったプーダムは「ปูไข่ プーカイ(卵蟹)」と呼ばれて人気があります。高級料理として焼いたり蒸したり、プーパッポンカリーになったり、スープやお好みの料理の材料に用いられます。天然のプーダムは身が詰まって大きく、価格が高いので漁師にはいい収入源となっています。特に卵だけにしても1キロ250バーツから350バーツ。卵蟹1杯は店頭では1キロ550バーツから850バーツほどですが、なにせ1杯がズッシリ重いので〜〜味は甘いが値段は甘く見られないのであります
参照〜下記各記事ศูนย์วิจัยและพัฒนาประมงน้ำจืดสุราษฎร์ธานี※スラーターニー淡水漁業研究開発センターสำนักงานพัฒนาเศรษฐกิจจากฐานชีวภาพ※生物の多様性に基づく経済開発室สถาบันวิจัยการเพาะเลี้ยงสัตว์น้ำชายฝั่ง สงขลา※ソンクラー沿岸水生物養殖研究所FAOZipcodeZoo ご案内 ↑カナズギャラリーさんでは手作りの素敵なハーブ製品やフランス直接買い付けの品を扱っておられます。 ↑楽天レシピめーぷんぷいのマイページにご訪問お待ちしています。