「柿の日」に♪嘉来(かき)米月餅
今日は、正岡子規が「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を詠んだことに因んで制定された「の日」。ちょっと長~いつぶやきになりますが…m(__)m型を使用する広東式月餅の魅力は、味に加えてそのデザイン。美しい模様は、家族の幸福、健康、長寿、繁栄といった願いが込められた魔除けや縁起の良いシンボルで、表面には、満月を表す丸い形に「福」や「寿」の文字、唐草模様、八卦模様、花模様などが刻まれています。最近では伝統に縛られない自由な形やモチーフが現れ、もはや「月餅」と呼んで憚られるものもあります。その中で柿&ピーナッツは発音が同じことから、「好柿花生=好事発生( 良いことが起きますように)」を表していることは以前もつぶやいているけれど。「柿」は古くから「嘉来(かき)=喜びが来る」に通じるとして日本でも縁起の良い果物なのですね。ちなみに、「嘉喜(かき)=喜びが舞い込む」とも…。おまけに学名「Diospyros kaki」は、「神の食べ物・柿」の意味なので、ご利益いっぱいの月餅としていただきます♪