夏休みに入り 合宿だ 塾だ バイトだと 子供達もそれぞれの予定があって 夕食を食べなかったり時間が合わない日が続きます。
ぐっと平均年齢が上がった食卓にはサッパリとしたもの 柔らかいものが並びます。
聞こえに問題がある義父は もともと食事の時間の会話を好まず 大人四人の食事の静かなこと。
二人分少ないだけなのに食器の数も少なく感じられ 後片付けもサッと済むのは不思議なことです。
これはいつか来る日の練習でしょうか。
自然の法則に叶った世代交代が進むと こうして静かな夕食が待っているのかしら。
いつか本当にそうなった時 今 切実に欲しいと思っている自分の時間を楽しめる私はあるのでしょうか。
あれもしたい これも見たい そう思いながらも実際に行動したらどっと疲れるのも分かっているので いつも腹半分で蓋をしてしまっている自分をもてあましているくせに・・・。
ただのないものねだり?
キッチンの窓から入る涼風を心地よく感じながらも あっという間に終わりそうな後片付けにあれこれ考えてしまった夜でした。