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カテゴリ:Travel(フランス)
昨今の変動が激しいユーロの為替相場。
出発前夜には117円と言っていたのが、出発の朝、成田へ向かう車中のラジオでは115円台だと言っていた。 ユーロの場合はヨーロッパについてから両替するより、成田で替えていったほうがおトク… 空港には、銀行や両替所は複数あり、銀行は「どこも横一列」「地方銀行のほうがレートがよい」などいろいろな情報が飛び交っている。 ココ↓ http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1926991.html 経験から言うと、場所はちょっと悪いが、三菱東京UFJ銀行が一番レートがよかったと思う。 ところが今回は、9時半出発の便。空港の三菱東京は9時からオープンなので、レートを確認できなかった。 時間があったので、開いている銀行や両替所をチェックする。レートはちょっとずつ違う。 両替所はレート悪し。開いてる銀行では三井住友が120円台、京葉銀行が119円台(いずれも現金)。 フムフム、三菱東京が開いてないから、京葉銀行で替えて行こうっと。 …と思い、時間があったので送ってくれた連れ合いとコーヒーなど飲んでいるうちに、なんと! 両替のことをスッカリ忘れて、出国審査のゲートに並んでしまった。 実は以前のヨーロッパ旅行で替えたユーロを少しだけ持っている。それもあって油断したよう。 どうしよう? 昨夜から今朝にかけて、ずいぶん円高になったようだし、そのレートは朝早い日本の銀行の為替レートには反映されていないよう。ということは、今回はパリで替えたほうが有利だったりして? ちょっと迷ったが、出国審査を終えたあとにも、みずほ銀行があるという。 パリのドゴール空港についてから両替するのも面倒だし、みずほ銀行なら、三井住友と同レベルかな、と甘い期待をもって窓口へ。 で、レートを見たら… 1ユーロ=121.53円! がーん! なんと外の両替所より悪いじゃないの。 しかし、もう時間もないし、考えてる暇もない。3万ぐらいでいいような気もしたが、タクシーなど使う場合のことを考えて、5万両替した。 (2月末の追記:ちなみにカードレートは、2/2の116.934円が一番安く、一番高いのが2/1の117.756円だった。キャッシングではなく、カードで買い物したもののレート)。 ところが… パリに着いてみたら、現金なんてほとんど使わなくてオッケー。 空港から市内に行くバスも、地下鉄も、美術館もどこでもカードが使える。カードのほうがレートが断然いいので、現金は大量に余りそう(次回の旅行用ですね)。 (しかし、地下鉄で「カルネ」、つまり10枚の地下鉄切符を買うときは困ったw。やりかたがわからず、窓口のおばちゃんを引っ張り出して、教えてもらうMizumizu。一回やればだいたいわかるのだが、結構難しかったww。次回来たときは、また忘れてそうだなぁ)。 パリのタクシーは日本より安く感じた。 スタートが2ユーロ台かな。あっとい間に上がるが、ごく近場で5ユーロ。朝早く(午前5時前)にホテルまで呼んで乗ったときは、3.6ユーロスタートで、地下鉄2駅分乗って7ユーロだった。 ドゴール空港について いつ来ても違う空港に来たような印象のあるドゴール空港。 今回は、荷物を受け取る場所までずいぶん歩いた。トレインに乗って、降りて、さらに延々と歩く。途中で不安になってしまった、本当にこっちでいいの? 飛行機に日本人はたくさん乗っていたのだが、案外乗り継ぎで別の国へ行く人が多かったようで、トランジットコースに行ってしまい、バゲッジグレーム・エリアでは、日本人が一人もいなくなるというミステリアスな展開に。 凱旋門行きのエアーフランス・バス(air france carという表示が空港に出ている)の停留所では、単独旅行の日本人女性を3人ばかり見かけた。 凱旋門までバスで行けば、すぐそばにタクシー乗り場があるので、空港から直接タクシーで来るより、便利で安い。Mizumizuも凱旋門で降りて、ホテルまでは地下鉄1駅分の距離だったが、タクシーを利用した。凱旋門の地下鉄は案外歩くので、大きな荷物をもって乗るのは結構大変。それにヨーロッパの石畳の道は、コロをころがすのもスムーズにいかない。 最初のタクシードライバーはフランス人で、 「ランカスター・ホテル」 と言ったら、 「知らない」 とそっぽを向いた。近すぎたので乗車拒否かも。次のドライバーはアジア系で、地図を見せたらすぐにわかってくれて、連れて行ってくれた。荷物の積み下ろしもやってくれた。チップ込みで5ユーロ。カンボジアから来たと言っていた。 同じアジア出身でも、日本人はお客、カンボジア人は出稼ぎ。今の時代に日本人に生まれたというのは、それだけでかなりラッキーなのだ。 凱旋門ではなくオペラ座に着いたほうが便利なら、空港からロワシー・バスが出ている。ロワシー・バスもエールフランス・バスも朝7時から夜11時まで頻繁にあるので便利。Mizumizuは、いつもパリ市内へはバスで行っている。 凱旋門行きのエアーフランス・バスの料金は片道15ユーロ。往復で24ユーロ。往復切符の有効期限は1年なので、往復で買ったほうがおトク。 切符はバスの中でも買える(バスの中で買うときは、カードはダメかも? 未確認だが)。 追記:パリの空港で見たところ、中値が113円ぐらいのユーロ相場なのに、現金の両替は1ユーロ=127円でした。やはり日本で替えていったほうがよいようです。 追追記:読者の方から、以下のような情報をいただきました。 空港からドアツードアの送迎をしてもらいたい場合に、タクシーより安い方法: http://www.voyages-alacarte.fr/jp/content/view/115/103/ また、日本の空港での換金に比べてよいかどうかは未確認ですが、現地でなら、銀行での現金両替ではなく、普通にクレジットカードでキャッシングする方がたいていお得になるそうです。 確かにユーロになってから、ヨーロッパの銀行での現金の両替は非常にこちらにとって不利になったとMizumizuも感じています。 どこの現金引き落とし機でもまず使えますし、空港にもあります。 そして帰ったらすぐにキャッシングのお金を返すのがポイントだそうです。 日本の空港での換金とキャッシングを比較したことはないので、どちらがいいかわからないそうですが、Mizumizuのカンでは、ユーロに関しては大差ないか、もしかしたらキャッシングのがいいかもしれないな、と。 以上、ご参考まで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.02.28 18:00:45
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