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カテゴリ:Travel(フランス)
今回、フランス旅行から帰ってきて、為替レートがこれまでと違う「地殻変動」を起こしていたことを知った。 去年行ったときは、VISAよりJCBのほうがレートが(こちらにとって)よかった。問題はJCBが使える店が少ないこと。 ところがところが、今回はVISAのほうがレートがいい。たとえば同一日に使ったVISAとJCBの為替レートを、回ってきたカードの請求書から計算してみると・・・ 4/6(このときはまだ日本にいて、予約したホテルがデボジットとして先に引き落とした) VISA=128.021円、JCB=129.53円 4/11(このときはすでにパリにいた)VISA=127.819円、JCB=129.5円 だが、JCBのレートがいつもVISA以上に悪いかというと、そうでもない。 4/15 VISA=128.991円、JCB=127円 という日もあった。 もっと驚いたことに、カード利用の為替レートより、VISAカードでフランス現地でキャッシングしたときのレートのほうが良かったのだ!! キャッシングは利息を含めれたカードよりもレートが悪くなるというのが、長きにわたるMizumizuの常識だったのだが。 ユーロ導入以前の為替レートの有利さは カード→現地の銀行での両替→日本の銀行での両替→カードでのキャッシング だった。ところがいつの間にか、ドルやユーロは日本の銀行で現金を両替していったほうが、こちらにとって有利になった。日本の銀行で一番いいのは三菱東京UFJ。 しかし、今回はカードのレートがずいぶんと(こちらにとって)悪い。 フランス滞在中一度だけVISAカードで100ユーロキャッシングしたのだが、レートが126.91円で、利息が26日利用で130円。この「26日利用」というのは、キャッシングした日からカード会社の締め日までの日数で、日本に帰ってきてすぐ「臨時返済」したので、この130円が60円(苦笑)ですんだ。 60円を上乗せしてレート計算しても、1ユーロ=127.51円だった。キャッシングした同じ日にVISAカードで買い物もしていて、そのレートは128.97円。 たとえ、キャッシングした日が締め日の直後という悪いタイミングで、かつ臨時一括返済をせずに放っておいたとしても、引き落としのときの最高利息は130円÷26×31日=155円ということになるはず。この利息を入れたうえでレート計算しても128.46円とカードのレートよりよかったことになるのだ。 為替の仲値の動きを見ると、どうもキャシングのレートが良くなったというより、カード決済のときのレート換算が悪くなったということだと思う。 キャシングというのは、要はMizumizuの大嫌いな借金なので、なるたけ避けてきたのだが、今回のレートを見ると、これまではあったカードの有利さ(つまり現金に両替してモノを買うより、カードで買ったほうがこちらにとってレートがいいということ)がなくなってしまった。 最後に残った疑問は・・・ 日本の銀行でユーロに両替していったら、どうだったんだろう? キャッシングよりレートがよかったのか悪かったのか。今回は成田では両替しなかった(ユーロ現金が手元にあった)のでわからない。 ユーロの場合、フランス現地の銀行での現金の両替がレートが悪いというのは、変わってないと思うのだが・・・(そう思い込んでいたので、今回はチェックしなかった)。 次回の旅行のときは、成田空港と現地の空港で両替レートをメモして計算してみようかな。いつもやろうかなと思いつつ、面倒なのでチェックしないのだが。
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最終更新日
2010.05.10 15:57:46
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