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テーマ:今日のこと★☆(104215)
カテゴリ: 『藤子不二雄』先生の話
私が漫画家になっていたら
締め切りに間に合わず やっていけなかったかもしれませんね… 火曜の更新予定が ずいぶん、遅れてしまいました… 皆さんは、藤子A先生の自伝的漫画『まんが道』 という作品をご存知でしょうか。 別名『藤子不二雄物語』ともいえる感動青春マンガです。 この作品を読んでマンガ家になった現役マンガ家も いるくらい、心揺さぶられる作品です。 ■ 『愛…しりそめし頃に…』 2巻 by 藤子不二雄A先生 その『まんが道』の続編が 『愛…しりそめし頃に…』というマンガです。 手塚先生やトキワ荘の仲間と過ごした時代を描いています。 ■ 2巻の帯 今回、「愛…しりそめし頃に…」2巻を紹介したのは 特別な作品が収録されているからです。 ■ 目次 「さらば友よ」 今から、14年前、F先生は亡くなられました。 その時に、追悼作品として描かれたのが この「さらば友よ」という話です。 < ストーリー > ■ 1996年 藤子A先生宅 平成8年9月23日、A先生の自宅に電話が掛かる。 訃報が届けられる。 ■ 藤子・F・不二雄先生が亡くなる F先生は、搬送された病院先で息を引き取りました。 ■ はじめて会った時のこと A先生は、F先生との思い出を振り返る。 ■ A先生は転校してきたばかりだった 転校したばかりのA先生には、友達がいませんでした。 誰も話し相手がいないので、好きな絵を描き始めます。 A先生は、その時、流行っていたチャンバラの絵を描いていると… ■ 昭和19年富山県の小学校で藤本少年(F先生)と出会う A先生の絵を「うまいのう」と(富山弁で)話しかけてきてくれたのが 50年の人生を共に歩むことになる、F先生との出会いでした。 ■ 親友となる 学校の行きも帰りもいつも一緒だった。 ■ F先生は子供の頃から絵が上手かった A先生は、絵を褒めてもらいましたが F先生も、かなり上手い絵を描いていました。 ■ 「藤子不二雄」を振り返る 決して楽ではなかった「まんが道」ですが ついにヒットを生み出しすことができました。 漫画もアニメも大人気となった『オバケのQ太郎』です。 ■ F先生のライフワーク「ドラえもん」の誕生 ■ F先生宅を訪れる 訃報があった日の夜、A先生は F先生宅を訪れます。 そして、仕事部屋に入ると… ■ 机の上には描きかけの原稿が… 亡くなる直前まで握られていた鉛筆が、そこにありました。 30代から、40代、50代… そして、亡くなる62歳まで、ドラえもんを書き続けました。 A先生は、30代で「児童マンガを描くのがムリになった」と おっしゃっていました。 いつまでも童心を持ち続けたF先生でした。 先週から、この日の日記をまとめていたのに 結局、書いては消して、書いては消しての 繰り返しになってしまいました… 藤子・F・不二雄先生のことを、日記で書くのに 力を入れすぎてしまうと、どうやら空回りばかり してしまうみたいです。 さて、一番下の写真ですが、知る人ぞ知る 映画ドラえもんの『ねじ巻き都市(シティ)冒険記』の 原稿です。ドラえもん第18作目の映画です。 来週、ネオの選ぶ『ドラえもん映画 Top10』を発表したいと思います。 ず~っと前から企画しているのですが、予告しておかないと いつまでも延びてしまいそうなので、ここで宣言しておきます(笑) ドラえもん映画を、まだ見てない方は、来年のリメークが 公開される前に『のび太と鉄人兵団』を、ぜひ見ておきましょう。 ほとんどのレンタルショップにも、ドラ映画は置いてあります。 よろしければ私の『鉄人兵団』レビューをどうぞ~ ドラ映画は、人生で一度は見ておきましょう~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ 『藤子不二雄』先生の話] カテゴリの最新記事
両先生に対する思い入れが強いんですね。
好きなことを仕事にできるってことは幸せだよね って旦那とよく話します。 好きなことでも苦労や挫折はいっぱいると思いますが・・・ 先生方は幸せですねぇ。 (2010.09.23 09:39:26)
ネオ様。まさかの年下・・失礼(笑)
ドラ映画・・昔見たんですが最近見てませんね。 さっそくレンタルしてきて見たいと思います。 ドラえもん誕生まで長い道のりだったのですね。 それだけに、先生方の想いも大変大きかったのでしょう~ 本当に夢のある素敵なマンガ!! さて、TUTAYAに行こう~♪ (2010.09.23 09:44:22)
えーと…どっち向けばいいのか…(笑)
A先生とF先生は、ご自宅もお隣同士で F先生が亡くなるまで、ずーっと仲が良くていらしたんですよね… 創作の共同作業は、よく聞く話だけど ここまで長続きした例は、聞いたことがありませんね。 ドラ映画Top10、ついに書かれます~?10/18作品で? 映画祭が2月でしたもんね…早いですね… 「鉄人兵団」レビュー、ついでに自分のコメントも読んできました(笑) 大長編、読まないとなぁ…映画と原作で違うところも結構ありますよね。 (2010.09.23 11:26:36)
人生の最後のときは来るんですね。
それがなんとも虚しいですね。 A先生、訃報を聞いたとき、どんな思いが駆け巡ったのでしょうね。 漫画には出合った頃の事を、と書いてありますが、いろんな思いがあっただろうと思いますね。 F先生が亡くなったとき、中2のミニしんたはまだ寝返りが打てたばかりの赤ちゃんでした。年月のすぎるのって早いですね。 (2010.09.23 13:37:41)
ネオさんのお気持ち、少しは解りますよ。
自分の大切な人に関するブログを 書く事は容易ではありませんね。 迷ったり考えたり、 時間がかかるのも当然です。 書き上げたネオさんは偉いです! 沢山の想い出から一つの作品として 描いた、A先生も勿論、御立派ですね。 でもこれは、逆に言うとA先生にしか 出来ない事だと思います(笑)。 A先生には親しみ易い友達みたいな、 それでいてカッコ良い、ダンディな イメージがありますが、 F先生もきっと、負けず劣らずの 素敵な人だったんでしょうね。 (2010.09.23 22:07:53)
子ども時代の出会いの時のF先生、背後に後光がさしているかのように輝いて描かれていますね。
A先生のF先生に対する思いが溢れてくるように感じます。 直前まで鉛筆を握られていらしたとのことにも、漫画に対する先生の渾身の思いが伝わってくるようで、胸がいっぱいになりました。 心に迫る感動的な記事をどうもありがとうございました.:*・☆ (2010.09.23 22:50:18)
>両先生に対する思い入れが強いんですね。
↑ 子供の頃から、現在まで、ず~っと影響を受けてきましたから 特別な存在ですからね。 >好きなことでも苦労や挫折はいっぱいると思いますが・・・ >先生方は幸せですねぇ。 ↑ A先生も、70を過ぎても現役マンガ家であることに 幸せだとおっしゃられてましたね (2010.09.24 01:06:33)
>ドラえもん誕生まで長い道のりだったのですね。
>それだけに、先生方の想いも大変大きかったのでしょう~ ↑ 18歳でマンガ家デビューしますが ドラえもんは、36歳の時に描かれてます。 本当に、長い道のりでした。 締め切り当日に生まれたのがドラえもんでした。 >本当に夢のある素敵なマンガ!! >さて、TUTAYAに行こう~♪ ↑ ツタヤならありますよ♪ ぜひ、昔の映画(第1~18作)をご覧になってみてください (2010.09.24 01:12:22)
>えーと…どっち向けばいいのか…(笑)
↑ 気持ちさえあれば、それでいいと思います。 もしくは、ドラえもんのコミックに向かって黙祷でも(笑) >創作の共同作業は、よく聞く話だけど >ここまで長続きした例は、聞いたことがありませんね。 ↑ 原作と作画でのコンビは、最近では定番になってきてますが 2人同時デビューで、なおかつ二人ともそれぞれ 大ヒット作を持っていて、漫画界トップの知名度がある というのは、伝説ですね。今後二度と現れることはないでしょう。 >ドラ映画Top10、ついに書かれます~?10/18作品で? ↑ 最初、なんで10月18日なんだろうと悩んでいたのですが… 18分の10ってことですね(笑) まあ、異論あるかもしれませんが、やりたいようにやりま~す (2010.09.24 01:22:52)
>A先生、訃報を聞いたとき、どんな思いが駆け巡ったのでしょうね。
↑ 足がずっと震えていた、というコメントを 聞いたことがあります。震えが止まらなかったようですね。 >F先生が亡くなったとき、中2のミニしんたはまだ寝返りが打てたばかりの赤ちゃんでした。年月のすぎるのって早いですね。 ↑ なんと!そうでしたか~ 元気いっぱいのミニちゃんも、赤ちゃんでしたか。 子供の成長と比べると月日の流れは、よく分かりますね。 私は、当時大学生ですが、今と比べて 年月の流れは、あまり感じられません。歳を取りました…(笑) (2010.09.24 01:29:08)
> コレだけ沢山の作品の話題を整理して、ストーリーを考え、作品にして、締め切りに間に合わせる。
>私には到底出来ない作業ですヨ。 ↑ マンガは、読むのは、パパッとすぐに進められますが 描くのは、もう1ページで何時間もかかりますからね。 本当に、肉体労働ですよね~ (2010.09.24 01:32:18)
>自分の大切な人に関するブログを
>書く事は容易ではありませんね。 ↑ いいたいことが山ほどありすぎまして そのままを書いてしまっては、読みづらくなりますし… 大げさにならずに、でもシンプルになりすぎずに… バランス加減が難しくなりますね。 >これは、逆に言うとA先生にしか >出来ない事だと思います(笑)。 ↑ 「まんが道」や「少年時代」など人間ドラマは A先生の得意分野ですからね。 まさしく、A先生にしかできないことですよね~ >A先生には親しみ易い友達みたいな、 >それでいてカッコ良い、ダンディな >イメージがあります ↑ 昔は、藤子両先生とも、おとなしく口数が少なかったそうですが (A先生は、すぐに赤面してしまうことで知られてました) F先生があまりに物静かなため、A先生が 代わりに話すタイプに変わっていったそうですよ(笑) (2010.09.24 01:46:51)
>子ども時代の出会いの時のF先生、背後に後光がさしているかのように輝いて描かれていますね。
↑ ケーナさんは、文章だけでなく、絵の描写からも とても深い読み取りをされますね~ 本当に、輝くような存在として描かれています。 家族と同じ、あるいはそれ以上の存在なのでしょうね。 >直前まで鉛筆を握られていらしたとのことにも、漫画に対する先生の渾身の思いが伝わってくるようで、胸がいっぱいになりました。 ↑ 食事の時間に、F先生を呼びにいった娘さんの証言では 鉛筆を握ったままの状態だったそうです。 最後の最後まで、マンガそしてドラえもんと つながっていた人生だったのですね (2010.09.24 01:54:09)
トキワ荘のメンバーを今見ると本当に蒼々たる方たちがおられますよね。
でもまだ売れていない頃、そこには未来を夢見て、熱く語る若者達がいたんでしょうね? (2010.09.24 03:33:01)
あたしも無理だわ・・・
夏休みの宿題かて。。締め切りというか始業式まにあわすのたいへんやったもん。。(≧ω≦ ) 好きな仕事だから出来てたのかもっても思うよね(^^) (2010.09.24 11:30:01)
藤子・F・不二雄先生とA先生は、神様の導きのような感じで、必然のように出会った素晴らしい関係だったんでしょうね!
お互いの素晴らしい才能を足し合って、2倍ではなく100倍以上の才能に変えてしまったような気がします。 「のび太の鉄人兵団」見せていただき、感動しました! またまた、素晴らしさに、大泣きしてしまいました! 最高の結末でしたね!! ネオさんに、見せていただく、少しだけの場面なのに、何でいつも、感動の極致まで行ってしまうのか自分でも、驚いてしまいます。 ネオさんの丁寧で上手なご説明のお陰ですね! 次回も、楽しみにしています~(^▽^)/~~ (2010.09.24 16:38:23)
いつまでも童心でいられたからこそ、ここまで愛された作品をたくさん残されたのでしょうね。
私が童心になれるものって何かな~。 (2010.09.24 17:37:03)
>トキワ荘のメンバーを今見ると本当に蒼々たる方たちがおられますよね。
↑ マンガの神様・手塚先生 おそ松くんやバカボンで有名な赤塚先生 仮面ライダーや009で有名、そしてギネス記録も持つ石ノ森正太郎先生 そして、藤子両先生などなど… 漫画界を代表する黄金メンバーですね。 >でもまだ売れていない頃、そこには未来を夢見て、熱く語る若者達がいたんでしょうね? ↑ そうですね。みんなが未来を夢見ていました。 「まんが道」で熱く語られてますね~ (2010.09.25 03:16:04)
>夏休みの宿題かて。。締め切りというか始業式まにあわすのたいへんやったもん。。(≧ω≦ )
↑ 子供なら、誰しもが経験する 夏休みの宿題体験ですね(笑) >好きな仕事だから出来てたのかもっても思うよね(^^) ↑ そうですね。仕事には責任がつき物ですからね。 好きな仕事だからこそ、打ち込めるものもあるのでしょうね (2010.09.25 03:17:58)
>藤子・F・不二雄先生とA先生は、神様の導きのような感じで、必然のように出会った素晴らしい関係だったんでしょうね!
↑ もう、偶然なんてものではありませんよね。 お二人の出会いは、神様の決めた運命なのでしょうね~ >お互いの素晴らしい才能を足し合って、2倍ではなく100倍以上の才能に変えてしまったような気がします。 ↑ 藤子ファンの私としては、とても嬉しいお言葉です。 ありがとうございます。 本当に、A先生とF先生のコンビは、素晴らしい才能が 何倍にも何倍にも、膨れ上がったのでしょうね。 >「のび太の鉄人兵団」見せていただき、感動しました! >またまた、素晴らしさに、大泣きしてしまいました! ↑ 過去日記を読んでくださり、ありがとうございます。 これは、F先生の作品が素晴らしいおかげですね。 ドラえもんの映画の魅力が伝えられて、よかったなと思います (2010.09.25 03:22:24)
>いつまでも童心でいられたからこそ、ここまで愛された作品をたくさん残されたのでしょうね。
>私が童心になれるものって何かな~。 ↑ 童心というと、子供っぽいと思われがちですが 若さにつながりますし、大切なものだと思いますね。 失われると取り戻せないものが、童心ですね。 私は、F先生のマンガですね (2010.09.25 03:24:49)
二人の先生の関係が、情感として伝わってくる作品ですね。
哀愁を感じます。 (2010.09.27 01:39:21) |