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里山暮らし、ときどきヨーロッパ・ロングステイ

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2008年01月09日
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ラマザントップ.jpg
<旧市街・スルタンアフメット地区の大通り>

「断食」の話なんですが、お正月チョット食べ過ぎたので、
わー、ダイエットしなくちゃ!という話じゃありませんよ~

ほら、1年に一度、30日間に渡るイスラム教徒の
あのラマザン(断食期間)のお話なのね。
「ラマダン」はアラビア語、トルコ語で「ラマザン」

三ヶ月前の10月、私たちがイスタンブールに到着したのは、
このラマザンの真っ只中でした!

ラマザン中は、太陽が出ている間(早朝5時~夕方7時くらい)、
水も食べ物、タバコも口に入れるモノは一切禁止!
ラマザン1.jpg
<イスタンブールの象徴・通称ブルーモスク>

この禁欲的な修行を通して、
神への感謝と、貧しい人の気持ちを思いやる
という意味合いがあるそうですが、

老人、子供、病人など弱い人は除外していいし、
そもそも断食するかどうかも、個人裁量に任されていて
わりかし自由なんだ、とのことでした。

「断食」という言葉から、私は、飲まず食わずの
苦しい修行の日々を考えてしまいましたが‥

トルコでは、日本のお正月やクリスマスのような、
1年で最大のお祭りイベントなんですって!

期間中、ラマザン・バージョンのパンやお菓子が売り出され、
家族や友達とラマザン・ディナーのパーティがあったり
ラマザン2.jpg
<スルタンアフメット・ジャーミイがあるヒッポドローム広場の屋台>

ブルーモスクがある広場には屋台が立ち並び、
お祭りモードが大全開♪
マダム・カセさ~ん!
モスクに掲げられたメッセージ、どういう意味でしたっけー?!

イフタル・ソフラス(日没後の断食明けの食事)は、
レストランもいつもより豪華なメニューを準備しているし、
待ち遠しい夕方7時に遅れまいぞと、人と車で大渋滞!
ラマザン3.jpg
トルコのお惣菜が並ぶ食堂「プディング・ショップ」

それに「太陽が出ている間は‥」ということは、
陽が沈んだら、思い切り飲み食いOK!と聞き及び、
あらまあ!そうなの?目からウロコのラマザンだった☆
ラマザン4.jpg


この時期、みんながお腹いっぱいに♪と、市や
ボランティア団体が主催するテントで食事が無料で振舞われます↓
ラマザン5.jpg
本来は、貧しい人向けとのことですが、
一般市民や観光客の便乗組も実は多いようでした。

ラマザン6.jpg

どこの店も溢れんばかりの超満員!
で、断食明けの食事を満腹したあとは、
夜中にも夜食を摂って一眠り。

そして、早朝の朝陽が昇る前、みんなを起こすために、
太鼓をドンドンドンと打ち鳴らし、町を練り歩く人たちが!
なんと『太陽が昇る前にご飯だよ~』の合図です。

うーむ、結局、一日三回 しっかり食べているわけよね~
短時間にお腹に詰め込んで、しかも寝る前などの時間帯。

貧しい人の気持ちを思いやるというものの‥
「ラマザン太り」という言葉があるそうです‥

●写真は↓リミンとウチの彼がトルコで
一番旨いと思った「ドネル・ケバブ」
ラマザン7.jpg
炙り焼きした肉をそぎ丸いパンにはさみます。
生トマト、マスタードなど お好みでトッピング。

トルコのファースト・フードの代表ですが、
ハンバーガーと違うのは大量生産の冷凍品じゃないことと、
炭火焼きしたり、包丁の技を競ったり、
人の手を感じるところかな~☆

ラマザンラスト.jpg
<イスタンブール新市街の市場通り>

混沌としたオーラが渦巻く街、イスタンブール!
モスクから大音響でコーランの祈りが響き渡り、

新市街の市場は魚、肉、野菜、香辛料から荒物まで、
何でも揃う庶民の台所。
そしてまた大勢の胃袋を満たしてくれるエネルギッシュな空間でもありました。

追伸
お正月だ、冬休みだ、と騒いでいたら、
もう明後日11日は「鏡開き」なのね~
季節の行事は、暮らしの中で節目節目のアクセント!

お供え餅を食べる日ですが、やっぱりお汁粉かな。
普段は茹で小豆の缶詰ですが、この日は少し手間かけて、
小豆(アズキ)をコトコト煮ています。

小豆って、一度沸騰させて、茹でこぼしたら、
一時間足らずで煮えちゃう意外と簡単なものなんですね。
お雑煮、七草粥、お汁粉で、リミンのお正月三部作?も
終わります♪

ではまた、お会いしましょうね☆





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最終更新日  2008年01月09日 20時54分54秒
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